【2021年最新】YouTube動画広告のフォーマットを徹底解説

左藤 泰隆

YouTube広告の動画フォーマット一覧

YouTube広告を開始する際に必要な動画のフォーマットと、YouTube広告の種類について解説していきます。

YouTube広告は、YouTubeにアップロードした動画を選んで広告として配信することができます。そのため、YouTubeで動画広告を配信する際には、YouTubeに最適なフォーマットの動画を準備する必要があります。

YouTube広告には様々な種類がありますが、フォーマット自体は共通です。ただし、種類によって適切な動画の構成が異なるため、種類に応じた動画の作り分けを行い、成果を高める工夫が必要です。

今回は、おすすめの動画フォーマットから、各動画広告の特徴まで、YouTube広告を網羅的に解説しています。

 

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まずは準備しておきたい動画フォーマット

以下の形式で動画を準備すれば、これから説明する全種類のYouTube動画広告に対応できます。

アスペクト比 16:9
コンテナ MP4
音声コーデック AAC-LC
動画コーデック H.264

 

参考:YouTube ヘルプ |アップロードする動画におすすめのエンコードエンコード設定

 

ただし、広告の種類ごとに最適な動画作りを行い、効果を高めていくためには、細かい使い作り分けが必要です。

YouTube動画広告の種類

YouTubeの動画広告の種類は、以下の6つがあります。

  • スキップ可能なインストリーム広告
  • スキップ不可のインストリーム広告
  • TrueViewディスカバリー広告
  • バンパー広告
  • アウトストリーム広告
  • マストヘッド広告

YouTube広告の種類ごとの詳細

YouTube広告の各種類ごとの詳細を見ていきます。

スキップ可能なインストリーム広告

スキップ可能なインストリーム広告
アスペクト比 16:9 もしくは 9:16に収まるサイズ。
使用目的
  • 販売促進
  • 見込み顧客の獲得
  • ウェブサイトのトラフィック
  • ブランド認知度とリーチ
  • 商品やブランドの比較検討
広告費が発生する条件 CPV(Cost Per View)方式。

ユーザーが動画広告をスキップせずに30秒以上視聴した場合、または広告主のウェブサイトにアクセスした場合に広告費が発生します。

 

スキップ可能なインストリーム広告は、YouTubeやGoogle動画パートナー上のウェブサイトやアプリで配信される動画広告です。動画の再生前後や再生途中にテレビCMのような形で動画広告として配信されます。

再生開始してから5秒が経過すると、以下の画像のように動画広告の右下に「広告をスキップ」というボタンが表示されます。

動画の推奨の長さは、12秒以上~3分未満と言われています。

※YouTubeアナリティクスは、10秒未満の視聴をトラッキングできません。

また、「広告をスキップ」以外の赤で囲ってある部分は、広告に対するCTA(Call to Action)ボタンになっています。

 

スキップ不可のインストリーム広告

スキップ不可のインストリーム広告
アスペクト比 16:9 もしくは 9:16に収まるサイズ。
使用目的
  • ブランド認知度とリーチ
広告費が発生する条件 CPM(Cost Per Mille)方式。

広告の表示回数に基づいて広告費が発生します。

基本的には、スキップ可能なインストリーム広告と仕様は同じです。

ただし、15秒以下の動画広告かつスキップできないタイプのインストリーム広告となっています。

動画の推奨の長さは7秒以上15秒以内と言われていますが、多くの広告で15秒をフルに使っています。

 

バンパー広告

バンパー広告
アスペクト比 16:9 もしくは9:16に収まるサイズ。
使用目的
  • ブランド認知度とリーチ
広告費が発生する条件 CPM(Cost Per Mille)方式。

広告の表示回数に基づいて広告費が発生します。

バンパー広告は、スキップ不可のインストリーム広告と仕様が似ています。

ただし、広告の再生時間は6秒以内になっているため、15秒以内のスキップ不可のインストリーム広告とは長さが異なります。

動画時間が短い分、伝えたいことを端的に伝えられる工夫が必要です。

True View ディスカバリー広告

True View ディスカバリー広告
アスペクト比 YouTubeにアップロードできる動画素材なら問題なし。
ただ、640×360(16:9)または 480×360(4:3)が推奨。
使用目的
  • 商品やブランドの比較検討
広告費が発生する条件 ユーザーがサムネイルをクリックして広告を視聴した場合に広告費が発生します。

下記画像のように、検索結果の上部や関連動画の上部に広告として表示されます。クリックするとYouTube上の動画に遷移する広告です。

広告だとわかるように、黄色い背景に白文字で「広告」というアイコンが表示されています。

クリックするユーザーの意欲は高いため、チャンネル登録を増やす、動画再生で認知拡大を行うといった目的を達成しやすいと考えられています。

遷移先の動画の長さに関しては、YouTubeにアップロードできる動画の条件と同じになります。

 

アウトストリーム広告

アウトストリーム広告
アスペクト比 16:9 もしくは 9:16に収まるサイズ。
使用目的
  • ブランド認知度とリーチ
広告費が発生する条件 広告面積の5割以上が2秒以上表示されると広告費が発生します。

アウトストリーム広告は、Googleの動画パートナー サイトに表示されるモバイル専用動画広告です。

具体的には、モバイル端末およびタブレット端末向けの Google 動画パートナー サイト(アプリ、モバイルサイト)に表示されます。

アウトストリーム広告は、音声なしで再生がスタートし、ユーザーが興味を持ってクリックすると、ミュートが解除される動画広告です。

 

マストヘッド広告

マストヘッド広告
アスペクト比 ワイドスクリーン or 16:9。
使用目的
  • 新商品・新サービスの認知度を高めたい場合や、短期間で大規模なオーディエンスにリーチしたい場合。
広告費が発生する条件 2通りの広告費の発生方式があります。

1つ目が、CPD(Cost Per Day)方式。日ごとの固定単価で広告費が発生します。

2つ目が、CPM(Cost Per Mille)方式。1000回ごとに広告費が発生します。

マストヘッド広告は、下記画像のようにYouTubeホームの1番目立つ場所に広告を掲載できます。

以前は、1国につき1広告主のみが、その枠を1日分買い上げることで独占配信できるものでした。しかし、現在では、インプレッション単価(CPM)ベースでの購入が可能になっています。

掲載にかかる予算としては、数千万単位の規模となるため、多くの場合、資金力のある大企業等が使用する想定の広告枠です。

掲載希望の場合は、Googleの営業担当者に相談する必要があります。

 

参考:YouTube マストヘッド プレビュー

 

YouTubeの動画の詳細

YouTube動画の詳細です。各デバイスでのアスペクト比や、解像度とアスペクト比の対応、利用可能なファイル形式を掲載しています。

YouTubeの各デバイスの動画アスペクト比

デバイス アスペクト比
パソコン 標準アスペクト比は 16:9 。
ただし、それ以外のアスペクト比だった場合でも、動画サイズと視聴者のデバイスに合わせてプレーヤーが自動的に最適なサイズに変更されます。
iPhoneとiPad iPhone および iPad 向け YouTube アプリが、動画のサイズに合わせてプレーヤーを自動調整します。
Android Android 搭載スマートフォン向け YouTube アプリが、動画のサイズに合わせてプレーヤーを自動調整します。

 

参考:YouTube ヘルプ |動画の解像度とアスペクト比

YouTubeの推奨アスペクト比と解像度対応表

推奨アスペクト比16:9の場合、以下の解像度でエンコードしてください。

名称 解像度
4K 2160p: 3840×2160
2K 1440p: 2560×1440
フルHD 1080p: 1920×1080
HD 720p: 1280×720
SD 480p: 854×480
360p 360p: 640×360
240p 240p:426×240

 

参考:YouTube ヘルプ |動画の解像度とアスペクト比

YouTubeでサポートされているファイル形式

数多くの種類に対応しています。

ファイル形式 概要
.MOV Apple標準の動画ファイル形式。
.MPEG-1 パソコンで動画を利用する際に、必要だったファイル形式。
.MPEG-2 .MPEG-1よりも大きいサイズの記録と再生をするのに必要だったファイル形式。
.MPEG-4 .MPEG-4よりも圧縮率が向上したファイル形式。
.MP4 Windows、Mac含む様々なものに対応する動画ファイル形式。
.MPG MPEG形式の動画・音声データを記録するファイル形式の1つ。
.AVI Windows標準の動画ファイル形式。
.WMV コピー防止機能があり、圧縮率にも優れる。
.MPEGPS MPEGプログラムストリームという形式。
.FLV Adobe Systems Incorporated(現:Adobe)が開発した動画ファイル形式。
3GPP MP4形式がベースとなっているファイル形式。
WebM Googleが開発した動画ファイル形式。
DNxHR ファイルサイズに加え、帯域やストレージの要件も大幅に削減可能なファイル形式。
ProRes  Appleが開発した動画ファイル形式。8Kまでの解像度に対応。
CineForm  GoProが開発した動画ファイル形式。
HEVC(h265) 4Kと8Kに対応する高画質の動画ファイル形式。

 

参考:YouTube ヘルプ |YouTubeでサポートされていされているファイル形式

 

最大アップロード容量について

アップロードできる動画の長さはデフォルトで15分までですが、アカウント確認が完了すると15分以上の動画もアップロード可能になります。
アップロードできる上限に関しては、

・256GBまで

または

・12時間まで

となっています。

 

参考:YouTube ヘルプ |15分を超える動画のアップロード

まとめ

ここまで、YouTube広告で使える動画フォーマットを見てきました。YouTube広告は、YouTubeにアップロードされている動画を利用するという特性上、YouTubeの動画フォーマットを順守する必要があります。

掘り下げると細かい要件はありますが、まずは「アスペクト比16:9」を順守し、動画をアップロードしてみましょう。

YouTubeは、幅広いフォーマットに対応しており、自動調整機能にも優れています。細かい要件は随時確認しながら、実際にアップロードして各デバイスでの見栄えを確かめることが、最短かつ正確です。

規模が加速度的に拡大しているYouTubeに最適な動画広告を配信し、認知やコンバージョンの獲得につなげましょう。

早稲田大学人間科学部在籍。
大分県出身です。

左藤 泰隆

早稲田大学人間科学部在籍。 大分県出身です。

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