
SMN株式会社が提供するDSP「Logicad(ロジカド)」で利用できる画像・動画のサイズ、フォーマットについて解説します。
Logicadは、国内外の様々なSSPと接続しており、国内最大級の在庫を保有するDSPです。
広告掲載枠・広告の種類が豊富なことにより、入稿できる画像・動画のフォーマットも多様です。
今回はLogicadで利用できる画像・動画のフォーマットと、各広告掲載枠、広告の種類の詳細を解説していきます。
なお、本記事の内容は、Logicadの媒体資料の内容を編集したものです。
〇他媒体のバナーサイズはこちら
Google/Yahoo!ディスプレイ広告のバナーサイズ一覧
Logicad(ロジカド)で利用できる画像サイズ一覧
Logicadで利用できる画像サイズです。サイズをクリックすると、サンプル画像が表示されます。
静止画バナーを扱うメニュー | |||
対象メニュー | オーディエンス/VALIS拡張・類似/潜在顧客ターゲティング 等の静止画バナーを扱うメニュー | ||
画像サイズ | PC | SP | APP |
120×600 | 〇 | 〇 | |
160×600 | 〇 | ||
200×200 | 〇 | 〇 | |
250×250 | 〇 | 〇 | |
300×50 | 〇 | ||
300×250 (高解像度:600×500) |
〇 | 〇 | 〇 |
300×600 | 〇 | ||
320×50 (高解像度:640×100) |
〇 | 〇 | |
320×100 (高解像度:640×200) |
〇 | ||
320×180 (高解像度:640×360) |
〇 | ||
336×280 (高解像度:672×560) |
〇 | 〇 | |
468×60 | 〇 | ||
480×320 | 〇 | ||
728×90 (高解像度:1456×180) |
〇 | ||
768×1024 | 〇 | ||
970×90 | 〇 | ||
970×250 | 〇 | ||
1024×768 | 〇 | ||
ネイティブ広告 | |||
アセット名 | 推奨サイズ | 入稿可能サイズ | |
ブランドロゴ | 300×300 |
160×160 ~ 2000×2000 |
|
画像 |
160×160 600×314 1200×628 |
||
タイトル | 15文字以内 | 最大25文字 | |
本文 | 16文字以内 | 最大90文字 | |
広告主名 | 10字以内 | 最大20文字 | |
ボタン | 最大15文字 | ||
価格表記 | 最大15文字 | ||
スターレーティング | 1~5まで0.1刻みで選択 | ||
Logicad DOOH(静止画コンテンツ) | |||
画像サイズ | |||
1920×1080 |
画像の要件
Logicadの広告メニューごとの画像の要件です。
それぞれ要件が異なるため注意が必要です。
ファイル形式 | 容量 | その他 | |
静止画バナーを扱うメニュー |
GIF JPG PNG |
150KB以下 |
アニメーション可 ループ30秒以内に停止 透過使用不可 枠線必須(最小1px、黒色推奨) |
ネイティブ広告 |
GIF JPG PNG |
150KB以下 |
アニメーション不可 透過は使用できません |
Logicad DOOH | JPEG | – | RGBモード |
Logicad(ロジカド)で利用できる動画サイズ一覧
Logicadで利用できる動画のサイズです。サイズをクリックすると、サンプル画像が表示されます。
1280×720px | 1920×1080px | 360×640px以上 | |
Logicadインバナー広告 | 〇 | ||
Logicad Video Ads(16:9) | 〇 | ||
Logicad Video Ads(9:16) | 〇 | ||
Logicad Video Adsキャッチアップ広告枠配信(PC/SP-APP配信) | 〇 | ||
Logicad Video Adsキャッチアップ広告枠配信(CTV(Conected TV)配信) | 〇 | ||
Logicad DOOH(動画コンテンツ) | 〇 |
動画の要件
Logicadの広告メニューごとの動画の要件です。
テレビに表示される「Logicad VideoAdsキャッチアップ広告枠配信」のCTV配信は、PCやスマートフォンで活用する動画と要件が大きく異なります。
Logicadインバナー広告 | ||
動画 | 再生秒数 | 30秒以内推奨 |
動画ファイル形式 | MP4 | |
動画ファイル容量 | 4.5MB以内 | |
動画ファイル数 | 1素材につき4ファイル | |
総ビットレート |
300~400kbps 500~600kbps 700~800kbps 900~1000kbps の4種類を入稿 |
|
動画コーデック | H.264 | |
音声コーデック | MP3/AAC | |
フレームレート | 30fps 以内 | |
ロゴ画像ファイル | ロゴ画像ファイル形式 | png、jpeg、gif |
ロゴ画像ファイル容量 | 50KB以内 | |
エンディング画像ファイル | エンディング画像ファイル形式 | png、jpeg、gif |
エンディング画像ファイル容量 | 150KB以内 |
Logicad VideoAds | |
再生秒数 | 30.0秒以内 |
動画ファイル形式 | MP4 |
動画ファイル容量 | 10MB以下 |
動画ファイル数 | 1素材につき4ファイル |
総ビットレート |
300~400kbps 500~600kbps 700~800kbps 900~1000kbps の4種類を入稿 |
動画コーデック | H.264 |
音声コーデック | MP3/AAC |
フレームレート | 30fps 以内 |
Logicad VideoAdsキャッチアップ広告枠配信 | ||
PC/SP-APP配信(1280×720px) | CTV配信 (1920×1080px) | |
再生秒数 | 15秒か30秒 | |
動画ファイル形式 | MP42またはM4V | |
映像ビットレート | 1,500kbps~2,100kbps | 2,500kbps~3,500kbps |
映像ビットレート区分 | 可変または固定(固定推奨) | |
映像コーデック | H.264(MPEG4) High Profile Level3.1, 3.2 |
H.264(MPEG4) High Profile Level4 |
映像フレームレート | 29.97fps | |
映像走査方式 | プログレッシブ | |
映像参照フレーム数 | 4以下 | |
音声タイプ | ステレオ(モノラルは疑似ステレオ) | |
音声コーデック | AAC-LC | |
音声ビットレート | 64kbps または 128kbps または 192kbps (192kbps推奨) | |
音声サンプリング周波数 | 44.1kHz または 48kHz (48KHzを推奨) | |
音声ピーク値 | -3dBFS 以下(民放連技術規準T-032準拠) | |
音声平均ラウンドネス値 | -24.0LKFS±1dB | |
総ファイルサイズ | 12MB以内 (15秒素材:6MB推奨) | 18MB以内(15秒素材:9MB推奨) |
Logicad DOOH(動画コンテンツ) | |
ファイルフォーマット | mp4 |
フレームレート | 29.97 |
総ビットレート | 最大で50Mbps CBR ※ファイルサイズ200メガを上限に設定 |
放映秒数 | 15秒のみ |
音声 | 有 ※ビジョンによっては音声が流れない |
サンプリングレート | 48KHz |
コーデック | H.264 、MPEG-4 |
音声ビットレート | 128kbps以上 ※音声コーデックは映像コーデックに付随する標準的なコーデック ※音量は平均ラウドネス値=-24.0 LKFS(±0.5 LKFS、ラウドネス標準:ITU BS~)で入稿 |
Logicad(ロジカド)の各種広告の詳細
静止画バナーを扱う広告メニュー
静止画バナーを取り扱う広告メニューは、Logicadが接続しているSSPのバナー広告枠に配信するメニューです。
Logicadが提供する様々なターゲティング手法を用いて広告配信し、広告効果を最適化していきます。例えば以下のようなターゲティング手法が利用可能です。
- ブロード配信
- オーディエンスターゲティング
- 潜在顧客ターゲティング
- 類似ユーザー
- VALIS類似
- VALIS拡張
- リターゲティング
VALISは、独自開発の人工知能「VALIS Engine」を用いて、配信データをもとに効率的な配信を行う手法です。Logicadならではの広告メニューです。
参考:Logicad|ブロード
ネイティブ広告
ネイティブ広告は、メディアのコンテンツになじむ形式で表示される広告です。Logicadでは、「インフィード」と「レコメンドウィジェット」の枠に掲載可能です。
インフィード広告
レコメンドウィジェット
ネイティブ広告は、画像とテキストが一体となって表示されるため、画像に加えてテキストの入稿も必要となります。
Logicad DOOH
DOOHとは、「Digital Out Of Home」の頭文字を取ったもので、いわゆるデジタルサイネージに掲載される広告のことです。
屋外のビジョンや屋内のタブレット端末、電車内のディスプレイなどに広告掲載されます。
Logicad DOOHは、これまでの固定課金モデルではなく、「モバイル空間統計」(株式会社LIVE BOARD)を活用したインプレッション課金モデルで出稿できることが魅力です。
また、ビジョンごとに出稿する必要があったこれまでのOOHと異なり、Logicad経由で全国の屋外広告枠に掲載可能です。
静止画のコンテンツと、動画のコンテンツのどちらも掲載可能なので、保有しているクリエイティブに応じて柔軟に出稿を開始することができます。
参考:Logicad DOOH
Logicadインバナー広告
Logicadインバナー広告は、Logicadが接続しているSSPのバナー広告枠に掲載可能な動画広告です。
参考:Logicad インバナー動画 / Logicad Video Ads
Logicad Video Ads
アウトストリーム、インストリームのどちらの配信にも対応した動画広告配信メニューです。
Logicadインバナー広告のように、通常のバナー広告枠に表示できるほか、記事中・記事の下、インタースティシャル広告(SPのフルスクリーン)、リワード広告(SPのフルスクリーン)、動画コンテンツ内など、様々な枠に掲載が可能です。
また、SpotXが保有する番組見逃し配信サイトのプレミアム広告枠に広告配信する「キャッチアップ広告クリッカブル配信」も利用可能です。
参考:Logicad インバナー動画 / Logicad Video Ads
まとめ
ここまでLogicad DSPで利用できる画像サイズ、動画サイズと詳細なフォーマットについて見てきました。
Logicadは、他社DSPのようにバナー広告枠に広告配信できるだけでなく、DOOH、番組見逃し配信サイトをはじめ様々な広告枠に配信が可能です。フォーマットは多岐にわたりますが、Google、Yahoo!のディスプレイ広告で利用可能なフォーマットも多く、使いまわしができます。
ソニーグループの先端技術を活用したターゲティングの力を借りながら、最適な広告配信が実現できるDSP「Logicad」を活用してみましょう。