SMN株式会社が提供するDSP「Logicad(ロジカド)」で利用できる画像・動画のサイズ、フォーマットについて解説します。

Logicadは、国内外の様々なSSPと接続しており、国内最大級の在庫を保有するDSPです。

広告掲載枠・広告の種類が豊富なことにより、入稿できる画像・動画のフォーマットも多様です。

今回はLogicadで利用できる画像・動画のフォーマットと、各広告掲載枠、広告の種類の詳細を解説していきます。

なお、本記事の内容は、Logicadの媒体資料の内容を編集したものです。

〇他媒体のバナーサイズはこちら

Google/Yahoo!ディスプレイ広告のバナーサイズ一覧

YouTube広告の動画フォーマット一覧

Facebook・Instagram広告の画像サイズ一覧

LINE広告のバナーサイズ一覧

Twitter広告のバナーサイズ一覧

SmartNews広告の画像・動画サイズ一覧

Pinterest広告の画像・動画サイズ一覧

AmazonDSPの画像・動画サイズ一覧

Logicad(ロジカド)で利用できる画像サイズ一覧

Logicadで利用できる画像サイズです。サイズをクリックすると、サンプル画像が表示されます。

 

静止画バナーを扱うメニュー
対象メニュー オーディエンス/VALIS拡張・類似/潜在顧客ターゲティング 等の静止画バナーを扱うメニュー
画像サイズ PC SP APP
120×600  
160×600    
200×200  
250×250  
300×50    

300×250

(高解像度:600×500)

300×600    

320×50

(高解像度:640×100)

 

320×100

(高解像度:640×200)

   

320×180

(高解像度:640×360)

   

336×280

(高解像度:672×560)

 
468×60    
480×320    

728×90

(高解像度:1456×180)

   
768×1024    
970×90    
970×250    
1024×768    
ネイティブ広告
アセット名 推奨サイズ 入稿可能サイズ
ブランドロゴ 300×300

160×160

2000×2000

画像

160×160

600×314

1200×628

タイトル 15文字以内 最大25文字
本文 16文字以内 最大90文字
広告主名 10字以内 最大20文字
ボタン 最大15文字
価格表記 最大15文字
スターレーティング 1~5まで0.1刻みで選択
Logicad DOOH(静止画コンテンツ)
画像サイズ
1920×1080

画像の要件

Logicadの広告メニューごとの画像の要件です。

それぞれ要件が異なるため注意が必要です。

 

  ファイル形式 容量 その他
静止画バナーを扱うメニュー

GIF

JPG

PNG

150KB以下

アニメーション可

ループ30秒以内に停止

透過使用不可

枠線必須(最小1px、黒色推奨)

ネイティブ広告

GIF

JPG

PNG

150KB以下

アニメーション不可

透過は使用できません

Logicad DOOH JPEG RGBモード

Logicad(ロジカド)で利用できる動画サイズ一覧

Logicadで利用できる動画のサイズです。サイズをクリックすると、サンプル画像が表示されます。

 

  1280×720px 1920×1080px 360×640px以上
Logicadインバナー広告    
Logicad Video Ads(16:9)    
Logicad Video Ads(9:16)    
Logicad Video Adsキャッチアップ広告枠配信(PC/SP-APP配信)    
Logicad Video Adsキャッチアップ広告枠配信(CTV(Conected TV)配信)    
Logicad DOOH(動画コンテンツ)    

動画の要件

Logicadの広告メニューごとの動画の要件です。

テレビに表示される「Logicad VideoAdsキャッチアップ広告枠配信」のCTV配信は、PCやスマートフォンで活用する動画と要件が大きく異なります。

 

Logicadインバナー広告
動画 再生秒数 30秒以内推奨
動画ファイル形式 MP4
動画ファイル容量 4.5MB以内
動画ファイル数 1素材につき4ファイル
総ビットレート

300~400kbps

500~600kbps

700~800kbps

900~1000kbps

の4種類を入稿

動画コーデック H.264
音声コーデック MP3/AAC
フレームレート 30fps 以内
ロゴ画像ファイル ロゴ画像ファイル形式 png、jpeg、gif
ロゴ画像ファイル容量 50KB以内
エンディング画像ファイル エンディング画像ファイル形式 png、jpeg、gif
エンディング画像ファイル容量 150KB以内

 

Logicad VideoAds
再生秒数 30.0秒以内
動画ファイル形式 MP4
動画ファイル容量 10MB以下
動画ファイル数 1素材につき4ファイル
総ビットレート

300~400kbps

500~600kbps

700~800kbps

900~1000kbps

の4種類を入稿

動画コーデック H.264
音声コーデック MP3/AAC
フレームレート 30fps 以内

 

Logicad VideoAdsキャッチアップ広告枠配信
  PC/SP-APP配信(1280×720px) CTV配信 (1920×1080px)
再生秒数 15秒か30秒
動画ファイル形式 MP42またはM4V
映像ビットレート 1,500kbps~2,100kbps 2,500kbps~3,500kbps
映像ビットレート区分 可変または固定(固定推奨)
映像コーデック H.264(MPEG4)
High Profile Level3.1, 3.2
H.264(MPEG4)
High Profile Level4
映像フレームレート 29.97fps
映像走査方式 プログレッシブ
映像参照フレーム数 4以下
音声タイプ ステレオ(モノラルは疑似ステレオ)
音声コーデック AAC-LC
音声ビットレート 64kbps または 128kbps または 192kbps (192kbps推奨)
音声サンプリング周波数 44.1kHz または 48kHz (48KHzを推奨)
音声ピーク値 -3dBFS 以下(民放連技術規準T-032準拠)
音声平均ラウンドネス値 -24.0LKFS±1dB
総ファイルサイズ 12MB以内 (15秒素材:6MB推奨) 18MB以内(15秒素材:9MB推奨)

 

Logicad DOOH(動画コンテンツ)
ファイルフォーマット mp4
フレームレート 29.97
総ビットレート 最大で50Mbps CBR
※ファイルサイズ200メガを上限に設定
放映秒数 15秒のみ
音声 有 ※ビジョンによっては音声が流れない
サンプリングレート 48KHz
コーデック H.264 、MPEG-4
音声ビットレート 128kbps以上
※音声コーデックは映像コーデックに付随する標準的なコーデック
※音量は平均ラウドネス値=-24.0 LKFS(±0.5 LKFS、ラウドネス標準:ITU BS~)で入稿

Logicad(ロジカド)の各種広告の詳細

静止画バナーを扱う広告メニュー

Facebook静止画バナーの広告メニュー

静止画バナーを取り扱う広告メニューは、Logicadが接続しているSSPのバナー広告枠に配信するメニューです。

Logicadが提供する様々なターゲティング手法を用いて広告配信し、広告効果を最適化していきます。例えば以下のようなターゲティング手法が利用可能です。

  • ブロード配信
  • オーディエンスターゲティング
  • 潜在顧客ターゲティング
  • 類似ユーザー
  • VALIS類似
  • VALIS拡張
  • リターゲティング

VALISは、独自開発の人工知能「VALIS Engine」を用いて、配信データをもとに効率的な配信を行う手法です。Logicadならではの広告メニューです。

参考:Logicad|ブロード

参考:Logicad|オーディエンスターゲティング

参考:Logicad|類似ユーザー

参考:Logicad|VALIS類似/拡張

参考:Logicad|リターゲティング

ネイティブ広告

ネイティブ広告は、メディアのコンテンツになじむ形式で表示される広告です。Logicadでは、「インフィード」と「レコメンドウィジェット」の枠に掲載可能です。

インフィード広告

Logicadのインフィード広告

レコメンドウィジェット

Logicadのレコメンドウィジェット

ネイティブ広告は、画像とテキストが一体となって表示されるため、画像に加えてテキストの入稿も必要となります。

Logicad DOOH

LogicadDOOH

DOOHとは、「Digital Out Of Home」の頭文字を取ったもので、いわゆるデジタルサイネージに掲載される広告のことです。

屋外のビジョンや屋内のタブレット端末、電車内のディスプレイなどに広告掲載されます。

Logicad DOOHは、これまでの固定課金モデルではなく、「モバイル空間統計」(株式会社LIVE BOARD)を活用したインプレッション課金モデルで出稿できることが魅力です。

また、ビジョンごとに出稿する必要があったこれまでのOOHと異なり、Logicad経由で全国の屋外広告枠に掲載可能です。

静止画のコンテンツと、動画のコンテンツのどちらも掲載可能なので、保有しているクリエイティブに応じて柔軟に出稿を開始することができます。

参考:Logicad DOOH

参考:Logicad DOOH ビジョン一覧

Logicadインバナー広告

Logicadインバナー広告は、Logicadが接続しているSSPのバナー広告枠に掲載可能な動画広告です。

参考:Logicad インバナー動画 / Logicad Video Ads

Logicad Video Ads

アウトストリーム、インストリームのどちらの配信にも対応した動画広告配信メニューです。

Logicadインバナー広告のように、通常のバナー広告枠に表示できるほか、記事中・記事の下、インタースティシャル広告(SPのフルスクリーン)、リワード広告(SPのフルスクリーン)、動画コンテンツ内など、様々な枠に掲載が可能です。

また、SpotXが保有する番組見逃し配信サイトのプレミアム広告枠に広告配信する「キャッチアップ広告クリッカブル配信」も利用可能です。

Logicadキャッチアップ広告クリッカブル配信

参考:Logicad インバナー動画 / Logicad Video Ads

まとめ

ここまでLogicad DSPで利用できる画像サイズ、動画サイズと詳細なフォーマットについて見てきました。

Logicadは、他社DSPのようにバナー広告枠に広告配信できるだけでなく、DOOH、番組見逃し配信サイトをはじめ様々な広告枠に配信が可能です。フォーマットは多岐にわたりますが、Google、Yahoo!のディスプレイ広告で利用可能なフォーマットも多く、使いまわしができます。

ソニーグループの先端技術を活用したターゲティングの力を借りながら、最適な広告配信が実現できるDSP「Logicad」を活用してみましょう。