Twitterのエンゲージメント率とは?
Twitterでは、投稿に対してユーザーはさまざまな反応ができます。
投稿をクリックして商品やサービスのランディングページを訪問してくれることもあれば、リツイートしてくれることもあります。
マーケティングでTwitterを使うためにはこの反応を確認することが不可欠となっています。
その他にも、返信数やフォロー数、そしていいね!の数によっても、どのぐらいユーザーから反応があったのかを予測できます。
これらのユーザーからの反応を数値化したものがTwitterのエンゲージメント率です。
それでは、計算方法について確認しましょう。
Twitterのエンゲージメント率の計算方法
Twitterのエンゲージメント率は、上記のようなユーザーからの反応をインプレッション数で割って100を掛けるという計算で算出できます。
エンゲージメント率が上がると、多くのユーザーに知ってもらえるだけでなく、話題になる可能性が高まるというメリットがあります。
こちらがエンゲージメント率の計算式です。
エンゲージメント率=(エンゲージメント÷インプレッション)×100
エンゲージメントはいいね!、リツイート、返信、フォロー増加数を表します。
このように、企業のマーケティングでは、分母にインプレッション数を使うことが一般的です。インフルエンサーがエンゲージメント率を求める際には分母にフォロワー数を用いることもあります。
他のSNSと比較すると、Twitterは特にトレンドに対して敏感です。話題になれば、トレンド欄に掲載され、さらに多くのユーザーへの露出が期待できるでしょう。
リツイートされることによって拡散範囲が広がり、投稿してから短時間でも多くのユーザーに情報を伝えられるメリットも期待できます。
Twitterのエンゲージメント率の活用事例
企業のマーケテイングにおける事例
企業によるTwitterのエンゲージメント率は、どのぐらいの数を目標にすれば良いのでしょうか?
そこで、既にTwitter活用で成功を収めている企業のエンゲージメント率を見ていきましょう。
しかし、こちらからインプレッション数を確認できないので、分母をフォロワー数に変えて計算してみます。先ほど述べた通り、企業ではなく主にインフルエンサーのTwitterのエンゲージメント率で用いられる計算方法です。また、フォロワー数の増加を加味せず、数値は2021年4月現在のもので計算しています。
その為、仮のエンゲージメント率になりますが、クリスタルガイザーとスターバックスコーヒーのエンゲージメント率を計算してみます。
まず、ミネラルウォーターの販売で人気のクリスタルガイザーのこちらの投稿はエンゲージメント率0.11%です。
1回の投稿でフォロワー数が21万人と多く、高いエンゲージメント数を獲得していることが、この高いエンゲージメント率に繋がっています。
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— クリスタルガイザー(軟水) (@CG_jp) September 24, 2020
次に、フォロワー数が国内最多で503万人のスターバックスコーヒーのこちらの投稿ではエンゲージメント率は0.09%程度です。
https://twitter.com/Starbucks_J/status/1383291585815740417?s=20
ファン数は多いですが、フォロワー数が少なく、多くのユーザーはTwitterの投稿を見て実際に店舗へ足を運ぶためだと考えられます。
企業事例から分かる適切なエンゲージメント率とは
このことから、フォロワー数が多いことが高いエンゲージメント率を生んでいると一概にはいえないということが分かります。
スターバックスコーヒーのTwitterのように、商品をTwitterで見る目的のユーザーが多い場合などもあります。
つまり、企業ごとや発信しているコンテンツごとに適切なエンゲージメント率の目標を設定すべきだということです。
まとめ
Twitterのエンゲージメント率は、話題性やトレンド性、市場拡散の可能性と大きく関係しています。
フォロワー数だけでなく発信しているコンテンツによって、エンゲージメント率は大きく異なります。
数値を目安とするだけでなく、変動を観察してマーケティング戦略を立てると良いでしょう。
FacebookとInstagramのエンゲージメント率もこちらから確認しましょう↓