VRIOとは?

宮平凌和

VRIOとは?

VRIOとは、企業の経営資源を「Value(経済的な価値)」「Rareness(希少性)」「Imitability(模倣可能性)」「Organization(組織)」の4つに分類し、それぞれの要素を分析するというフレームワークです。VRIO分析をする事によって、企業の競争優位性を確保できる他、内部環境の調整や改善にもつながります。

Value(経済的な価値)は、企業が抱えるヒトやモノは、ピンチに対応できる能力や、チャンスを最大限に活かせる可能性があるかどうか、という点を評価します。会社の建物や設備、人材など、企業が保有している資産を評価し、もしもNGと評価した場合には他社と比べて競争力が欠けると判断できます。

Rareness(希少性)は、競合他社が似たような商品やサービスを作っていないかという希少性を評価します。商品の価値は高くても希少性が低ければ、競合他社が拮抗している状態を簡単に予測できるでしょう。

Imitability(模倣可能性)は、他社の商品が模倣されやすいかどうかを評価します。模倣可能性が高い場合には、どのぐらいのコストやリソースを要するかという点も評価することにより、現在の状態が一時的な優位なのか、しばらく優位な状態が継続できるのかを把握できます。

Organization(組織)は、経営資源を最大限に生かすための組織が構築されていて、フローが適切かどうかを評価します。この要因が確立されていれば、他の要因で調整作業を行っても、内部環境を強化することで長期的な安定が期待できます。

VRIOの活用事例

アパレル業界で大人気のUNIQLOを、VRIOしてみましょう。UNIQLOのモットーは低価格で高品質な商品で、これは経済価値に該当します。希少価値としては、企画から製造販売までを自社で行うSPAモデルを構築している点が挙げられます。高品質なのにリーズナブルなカジュアルウェアという点とSPAモデルという点で、競合他社がまねできない希少性も持っています。さらに、UNIQLOでは社員教育にも力を入れていて、組織構造の安定化という点でも高評価できます。

まとめ

VRIOは、企業が所有するリソースを4つのカテゴリーごとに評価する分析方法です。この分析をする事によって、企業の強みや弱みを把握でき、今後どこに力を入れたら良いのかが分かります。安定した成功を継続している大企業の多くでも、VRIO分析を行っている企業はたくさんあります。

慶應義塾大学経済学部在籍。Webマーケティングのインターンを経て、デジマールに入社。I am grateful for all peole to whom I am related. I wouldn't be here were it not for them.

宮平凌和

慶應義塾大学経済学部在籍。Webマーケティングのインターンを経て、デジマールに入社。I am grateful for all peole to whom I am related. I wouldn't be here were it not for them.

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