ザイアンス効果とは?マーケティングの基礎知識

宮平凌和

ザイアンス効果とは?

ザイアンス効果は「単純接触効果」と訳される原則で、シンプルな接触であったとしてもその回数が増えるごとに、相手の警戒心が解けていき関心の度合いが高まっていくという法則です。このザイアンス効果を利用して、自社の製品を全く知らない層に対し繰り返しアプローチをかけることで、次第に関心を高めて購買まで結びつけるという戦略を取ることができます。さらには、従来のターゲティングでは対象に含んでいなかった全く新しい層や、偏見を持っているかもしれない人たちに対してさえアプローチをすることができます。これは、文字通りの対人による接触だけでなく、ネット上やチラシなどによる間接的な接触であっても効果を見ることができます。

ザイアンス効果では、その接触の時間や内容ではそれほど効果の大きな違いは出てこないとされています。それよりも、短期間でいかにしてたくさんの接触を持つかということの方が重要です。そのため、宣伝枠の頻繁な出現を重視してマーケティングを行っていくのが、この手法における特徴と言えます。

ザイアンス効果の活用事例

ザイアンス効果の活用事例としては、特にキャンペーンを張る際のマーケティングに見ることができます。期間限定で売り出しキャンペーンを実施する前、3か月程度前からネット広告やSNSでの通知を増やしていきます。出現回数を多くすることを重視しているため、広告の表示時間は短くして広告単価を下げるようにします。限られた資金の中で、広告の内容に力を入れるのではなく、その表示回数を増やすためです。そして、時間帯と曜日についてもできるだけまんべんなく表示されるように設定を組んでいきます。さらに、一つのメディアだけでなく、複数のメディアで同じ内容の広告を出すようにしました。これにより、小さな内容の宣伝ではありますが、いろいろなルートでユーザーが目にすることになり、それだけ認識度が高まったという成果が生まれています。そして、キャンペーンが始まる日が近づくにつれて、その出現頻度を高めるようにして、より刺激が加わるようにすることで、キャンペーンへのアクセスが上昇したという結果を得られます。

まとめ

ザイアンス効果は繰り返しの効果ということもできて、相手の属性に関わらず何回も宣伝を見させることによって、偏見を取り除き関心を高めることができるという手法です。対人営業でもWebマーケティングでも利用することができる考え方です。

慶應義塾大学経済学部在籍。Webマーケティングのインターンを経て、デジマールに入社。I am grateful for all peole to whom I am related. I wouldn't be here were it not for them.

宮平凌和

慶應義塾大学経済学部在籍。Webマーケティングのインターンを経て、デジマールに入社。I am grateful for all peole to whom I am related. I wouldn't be here were it not for them.

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