「近代マーケティングの父」フィリップ・コトラー|マーケティングの基礎知識

1.フィリップ・コトラーとは?

フィリップ・コトラーはアメリカの経営学者で、現代マーケティングの権威として広く知られています。「近代マーケティングの父」や「マーケティングの神様」とも評されています。

2.フィリップ・コトラーのマーケティングとは?

フィリップ・コトラーはマーケティングの定義を「ニーズに応えて利益を上げること」としました。ターゲット像を絞り、明確になったターゲットを満足させるサービスや製品などの価値を生み出し、それを顧客に届けることによって利益を得るということです。

STP理論

STP理論とは、フィリップ・コトラーが提唱したマーケティング理論の一つです。Segmentation、Targeting、Positioningの3語の頭文字からとられました。

利益を上げるために市場のセグメント化(Segmentation)を行い、そこからターゲットとなる層を絞り込むことによってTargetingをし、競争戦略における優位性を確立することによってPositioningすることが重要であるという考え方です。

マーケティング6P理論

マーケティングにおける6P理論とはフィリップ・コトラーが提唱したもので、エドモンド・ジェローム・マッカーシーの4P理論に2つの要素を加えたものです。

4P理論は、Product(製品)、Price(価格)、Promotion(プロモーション)、Place(流通)の英語のPから始まる4つの要素が関係しています。そこに、Public opinion(世論)とPolitical power(政治力)の2つのPを加えたものが6P理論です。

6Pは実務にあまり役立たないという意見があるものの、国家レベルの競争戦略を語る際は、6Pに含まれるPolitical Power(政治力)が重要な要素になります。

マーケティング7P理論

マーケティング7P理論とは、1960年代に唱えられた4P理論に3つの要素を加えたもので、フィリップ・コトラーが提唱しました。

Product(製品)、Price(価格)、Promotion(プロモーション)、Place(流通)の4つに、People(人)とProcess(プロセス)、さらにPhysical evidence(物的証拠)の3つを加えた理論です。

3.フィリップ・コトラーの競争戦略

フィリップ・コトラーが1980年に提唱した理論です。企業が占める市場での地位を「リーダ」、「チャレンジャ」、「ニッチャ」、「フォロワ」という4つに種類に分類し、それぞれの市場で地位にある企業がどんな競争戦略を設定するかを提唱しています。

「リーダ」とは、市場でシェアナンバー1を誇る企業です。「チャレンジャ」とは、市場において「リーダ」となる企業と競う2番手、3番手の企業を指します。「ニッチャ」は、小規模ながらも特定市場の中で自社の地位を確立している企業のことです。「フォロア」とは、「リーダ」や「チャレンジャ」が実践している戦略をまねして、市場の中で自社の地位を維持している企業のことです。

マーケティング1.0 製品志向

1900~1960年代頃のマーケティングの概念をフィリップ・コトラーはマーケティング1.0としました。当時の市場は需要が供給よりも大きく、製品価格を安くすれば売れるという時代でした。

そこで企業が収益を上げるために行うべきことは、自社取扱い製品の価格を安くし、顧客を増やすことでした。つまり、マーケティング1.0は製品志向なのです。

マーケティング2.0 顧客志向

1970~1980年代になると技術の進歩によって製品作成コストが下がり、価格競争が激しくなっていきました。消費者は市場に流通している似たような製品の中から、気に入るものを選んで購入するようになりました。買手主導のマーケティングへと時代の流れが変わったのです。

この変化によって企業側は単に商品を製作して安く売るだけでなく、買手が何を望んでいるのか「ニーズ」を意識することが必要になりました。まさに顧客志向、これがマーケティング2.0 です。買手のニーズに合わせて競合他社との競争戦略を立てるために、STP分析が取り入られるようになったのも一つの特徴でしょう。

マーケティング3.0 価値主導

1990年~2000年頃になると市場には物が溢れ、企業間の競争が激しくなっていきました。それと同時に、企業の社会的責任についても注目されるようになりました。環境問題や社会問題への改善に貢献している企業として認められ、経済のみならず社会にとっても価値ある存在になること、これが価値主導のマーケティング3.0の概念です。

自社の製品に「環境にやさしい」「エコ」といったキャッチフレーズを含め、社会に交戦している企業であるというブランドイメージをアピールする方法が広くみられるようになりました。

マーケティング4.0 自己実現

2010年代以降は、買手の精神的価値を満たす製品が求められるようになりました。インターネット技術の普及やSNSといったコミュニケーションツールの変化によって、買手は自分が購入した商品について情報発信することが可能になったため、企業は購入者が商品を手にした後のプロセスまで考えることが必要になりました。

「インスタ映え」という言葉があるように、消費者が自分で購入した商品や情報を他の人とシェアすることによって、消費者同士で推奨し合うような時代です。

そのため、企業側は消費者の自己実現欲求を満たせる商品を提供し、消費者側に商品の宣伝をしてもらえるような戦略を練る必要があります。これがマーケティング4.0の概念です。


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