パレート分析とは?マーケティングの基礎知識

宮平凌和

パレート分析とは?

パレート分析は、パレートの法則に基づいて顧客や購買についての分析をする手法です。パレートの原則とは、少数のグループが成果全体の大部分を占めるというものです。よく言われるのが、顧客全体の20パーセント程度が、総売上額の80パーセント以上を占めるという統計です。この原則に基づいて、パレート分析では上位の顧客や商品が、売上額や成果のどのくらいの割合を占めているかを見て、その影響の度合いを測るためのフレームワークを作成します。

具体的には、販売している商品の種類と、それぞれの売上額の関係を表にしてデータを採ります。その上で、棒グラフと折れ線グラフを作成します。棒グラフでは、数字が良いものから基点に寄せるようにします。また、折れ線グラフでは、先に作成した棒グラフに書き加える形でデータ推移を記載します。縦軸にパーセンテージ表示をして、データごとに線をつないでいくことによって、視覚的に見やすいグラフにできます。

こうしたグラフを作ることで、それぞれの商品の動向と全体に与える影響について見ることができます。その上で、効率が良いものに対して資金をより投入したり、弱さが出ているものに改善を図ったりすることができるようになります。このように、パレート分析は全体における個々の要素の力関係を知るのに役立つのが特徴となっています。

パレート分析の活用事例

パレート分析の活用方法は、かなり広い範囲に及びます。具体的な活用事例としては、製造業における不良品の分析に使われたものを挙げられます。工程段階での不良品発生数が多かったために、その原因を探る目的でパレート分析を行いました。ひび割れや傷、凹みなどの発生事由を、それぞれの件数に応じてグラフを作りました。それを見ると、擦り傷が最も事例が多いということが分かり、それが発生している工程をあぶり出して改良を図る策を採れるようになりました。最も事由が多い部分から順に改善を図ることで、効率的な工程改良ができるようになったのです。

まとめ

パレート分析は、全体の中でそれぞれの要素がどんな関係を持っているのか、どのように全体の効率に影響を与えているかを知るための手法です。効率の良いものとそうでないものを客観的に把握して、どのように改善を図っていくべきかを考えるために役立つデータを得られるのがメリットです。ビジネスの広い範囲で用いられる手法ですので、マーケティングだけでなく製造業や社員評価などにも使えます。

慶應義塾大学経済学部在籍。Webマーケティングのインターンを経て、デジマールに入社。I am grateful for all peole to whom I am related. I wouldn't be here were it not for them.

宮平凌和

慶應義塾大学経済学部在籍。Webマーケティングのインターンを経て、デジマールに入社。I am grateful for all peole to whom I am related. I wouldn't be here were it not for them.

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