KPTを解剖!概要・必要性から活用事例までを網羅

宮平凌和

KPT

KPTとは?

KPTとは、「Keep」と「Problem」、そして「Try」の三つの頭文字を取った分析と改善のための手法(フレームワーク)です。

特に終了したプロジェクトや繰り返し行われる業務のやり方についてのふり返りをすることを目的として、より効率の良い業務手法を見つけるために利用されます。KPTでは、「Keep」という、これからも継続して行っていくべき作業や手法が一つの要素となります。また、「Problem」ではプロジェクトで問題となっていることを洗い出すことも重視されます。同時に、新しいプロジェクトもしくはこれからの業務ではどんなことに「Try」したいか、つまり新たな目標設定をすることを求めています。

こうして、既存の業務体制の中から優れているのでこれからも続けていった方が良いものと、改善すべき点を明確にすることができます。その上で、異なる動きを取ることを目標として、新しい力を吹き込むことができるというのもKPTの特徴です。

フレームワーク

フレームワーク(framework)は物事を倫理的に思考するための枠組みという意味で使われています。状況や情報を的確に分析し、会社ごとに浮き彫りになった課題や方針へアプローチしていく手助けとなるものがフレームワークです。

なぜKPTが必要なのか

KPTは物事を見つめ直す行為です。物事を見つめ直すことにより、企画や計画の改善点を浮き彫りにし、改善に向かって走り出することができます。物事を振り返るという行為は一見簡単なようで凄く難しいです。また、やっているつもりでいて実は全然振り返りになっていないことがあります。例えば物事を振り返るときに皆で意見を出すだけでは意味がありません。KPTは振り返りのフレームワークです。つまり、どのポイントに着目すればいいのかが明示化されているということです。これにより、効率的で綿密な振り返りが行える、という訳です。

KPTの活用事例

KPTは、業務改善における基本的な考えであるため、様々な企業で採用されています。たとえば、テレアポ営業を行うスタッフの教育のために活用されている事例を見ることができます。

実際に個々の営業の様子を観察した上で、たとえばハキハキとした口調で話しているのが良かったので「Keep」することを伝えます。そして、相手からの質問やクレームにすぐにこたられなかったという「Problem」があったことを指摘します。その上で、個々の質問やクレーム想定集をしっかりと読み込み、すぐに対応できるようにする「Try」を促します。また、より成果の出る営業ができるように、会話が進んできたら相手のことについて質問して情報を得るということも「Try」に加えます。

このように、個々のスタッフを指導する時にも、KPTの3要素に分けて教えることによって、理解しやすくなります。何が良くて何がよくなかったのかをはっきりできますし、これからやるべきことを明確にできるからです。

まとめ

KPTは、これからも継続すべき点、問題となっていること、そして新たな目標という3要素に分けて分析を行い、業務を改善していくという手法です。シンプルで分かりやすい分析と改善案の提示ができるのがメリットです。基本的な業務改善手法であり、大きなプロジェクトでも新人教育でも使える応用範囲の広い手法となります。

慶應義塾大学経済学部在籍。Webマーケティングのインターンを経て、デジマールに入社。

宮平凌和

慶應義塾大学経済学部在籍。Webマーケティングのインターンを経て、デジマールに入社。

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