ヒューリスティック分析とは?マーケティングの基礎知識

宮平凌和

ヒューリスティック分析とは?

ヒューリスティック分析は、分析を行う人の経験や感覚、視点などに基づいて行う手法です。ある程度の指標となるデータを取り観察することはしますが、データのみに頼らないのが大きな特徴です。どちらかというと分析者の主観によって行う分析だとも言えます。アンケートなどをしてデータを取る作業をしませんので、より素早く分析を行うことができるのが一つのメリットです。また、データを採るのが難しいライバル企業の分析をしたり、マーケット全体の将来的な傾向を考えたりするのに役立つのが、このヒューリスティック分析の良さでもあります。

こうしたことから、業界の中における競合会社との比較をしたり、将来的な課題を見つけたりするのに適しています。こうしたメリットがある一方で、客観的な評価の基準となるデータを重視しませんので、分析者によって結果が異なることが多いです。また、どうしても分析者の考えや経験によって左右されるため、正確性に疑問が残り予測という形でしか使えないことがあります。

ヒューリスティック分析の活用事例

Webマーケティングの分析と改善のために、このヒューリスティック分析が用いられる事例は多く見られます。ほとんどの企業は、Googleアナリティクスなどのデータ解析によって客観的な分析を行っています。しかし、それでも思うような改善が見込めないとか、課題が解決されないといったことが多くあります。そこで、新しい観点で課題を見つけ出すために、ヒューリスティック分析を行う専門のコンサルタントを頼るのです。

たとえば、アクセスはそれなりに上がっているのに成果率がなかなか上昇しないというケースです。分析者はランディングページに着目します。確かにランディングページに盛り込むべき要素はしっかりと押さえていますが、ユーザーが見て魅力的だと思える説明や、引き込まれるコピーやイメージに乏しいことに気付きます。そして、競合サイトを見てみると、客観的なデータなどの詳細はそれほど充実していないものの、より心をつかむ表現方法を重視していることに目を付けました。こうした点を見て、総合的にコピーやイメージの改善を提案することができます。

まとめ

ヒューリスティック分析は、分析者が経験則に基づいて課題を発見したり、競合との差を見つけたりするのに役立つ手法です。分析者の視点や能力に左右される部分はありますが、数字を眺めているだけでは出てこない分析と改善策を出せる可能性があります。

慶應義塾大学経済学部在籍。Webマーケティングのインターンを経て、デジマールに入社。I am grateful for all peole to whom I am related. I wouldn't be here were it not for them.

宮平凌和

慶應義塾大学経済学部在籍。Webマーケティングのインターンを経て、デジマールに入社。I am grateful for all peole to whom I am related. I wouldn't be here were it not for them.

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