ベネフィットとは?マーケティングの基礎知識

宮平凌和

ベネフィットとは?

ベネフィットは利益や恩恵と訳される言葉です。マーケティングでは、特に顧客のベネフィットに注目してそれを強調することによって、顧客目線の戦略を立てられることから、とても重要視される要素となります。ベネフィットと似ている言葉に「メリット」がありますが、多少異なる意味合いで使われます。メリットといった場合、他社製品や従来商品と比べて優れた特徴を指すことが多いです。一方でベネフィットとは、購入者がそれによって得られる実際的な益のことを指します。たとえば、掃除機の新製品のメリットとして「吸入能力が従来の2倍」というものがあったとします。これは「より細かなゴミを吸い取れキレイになることや掃除の時間を短縮できる」といったベネフィットを生むということになります。

マーケティングでは、たんに優れた特徴を取り上げて宣伝する、つまりメリットを強調するよりも、顧客がそれによってどれだけ便利になるかというベネフィットを強調した方が宣伝効果が高くなります。ユーザーはそれを聞いて実際の良さをイメージしやすくなるからです。そして、この要素をしっかりと見極めて、どのようにマーケティングの中で取り上げていくかということが、成功を分けるものとなるのです。

ベネフィットの活用事例

活用事例としては、BtoBで人事管理システムを開発、販売している企業の例を取り上げることができます。中小企業など、従来の販売網よりも小規模の会社にシステムを売り込むという方向性を採ることにして、ベネフィットを中小企業に最適化して前面に出すようにしました。その際には、人事部署で生じがちな課題を具体的に設定して例示しました。「ボーナス前になると人事社員の残業が増えて、疲れた顔を見せている」という分かりやすい例を広告に載せます。その上で、クラウド人事システムを導入すれば、残業時間がゼロになる、ボーナス計算にミスがなくなるなどのベネフィットを強調します。補足として、クラウドにすると賞与額の計算と配分が自動的になされるという、機能的なメリットを小さめに記載します。こうして、導入後のイメージを植えつけられるわけです。

まとめ

ベネフィットとは、顧客にとってどんな利益があるかというものです。これを上手に強調することによって、ユーザーが理解しやすく魅力的に見えるマーケティングができるようになります。そのためにも、ユーザーが何を求めているのか、売りたい商品の優れた点と、それによって成し遂げられることをきちんと分析することが大事です。

慶應義塾大学経済学部在籍。Webマーケティングのインターンを経て、デジマールに入社。I am grateful for all peole to whom I am related. I wouldn't be here were it not for them.

宮平凌和

慶應義塾大学経済学部在籍。Webマーケティングのインターンを経て、デジマールに入社。I am grateful for all peole to whom I am related. I wouldn't be here were it not for them.

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