コーホート分析とは?

宮平凌和

コーホート分析

コーホート分析とは?

コーホート分析とは、データ分析において異なる視点を作るための分析方法です。

例えば、同じ誕生日の人は世界中にたくさんいます。しかし、生まれた地域や育った生活様式、文化や消費活動によって、顧客の消費活動は大きく異なります。しかし、さまざまな相違点があるものの、同じ年月日を誕生日にする人は、他の世代と比較して共通点や類似点があることも見逃せません。そうした多種多様な視点を使って顧客分析をする事を、コーホート分析と呼びます。

コーホート分析では、時代の変化による「時代効果」、年齢を重ねることによる「加齢効果」、そして生まれてから成長する際の環境による「コーホート効果」という3つの効果を得ることができます。

時代効果は、生まれてきた時代背景や社会環境による影響を考慮したもので、似たような嗜好やライフスタイルを持つ傾向にあると考えることができます。しかし、時代効果はあくまでも流動的な要素です。加齢効果は、ライフステージの変化によって変わるもので、年齢と共にニーズが高くなる医療費や医療機関系のサービスが該当します。コーホート効果は、「ゆとり世代」などに代表される特徴で、時代効果と加齢効果を複合したものだと考えることができます。

この分析をする事によって、企業は顧客ターゲットの見直しや調整が可能となります。

コーホート分析の活用事例

コーホート分析をする事で、今後のマーケティング手法や対象となる顧客リストを見直すことができます。

例えば、ECサイトで、顧客の購入サイクルを把握できたとしましょう。その場合、サイクルに合わせてユーザーへリマインドを送ることで、マーケティング効果を高めることができるでしょう。

また「結果にコミット」のライザップでは、当初の顧客ターゲット層は30代から40代でスポーツジムやパーソナルトレーナーを利用している男性と設定していました。しかしコーホート分析の結果、男女問わずに50代や60代でも理想的なボディを手に入れることに興味があったり、理想的なボディだけではなくモテボディを作りたい人が多いこと把握できました。その結果、顧客ターゲット層を調整し、目的に合わせたサービスの展開を行うことで大成功を収めました。

まとめ

コーホートは、顧客の世代別分類と呼ばれることもり、時代的な背景や年齢的な要素に加え、生活環境などによって影響を受ける顧客を分析して分類するという手法です。顧客ターゲット層を設定する上ではとても大切な分析方法です。

慶應義塾大学経済学部在籍。Webマーケティングのインターンを経て、デジマールに入社。I am grateful for all peole to whom I am related. I wouldn't be here were it not for them.

宮平凌和

慶應義塾大学経済学部在籍。Webマーケティングのインターンを経て、デジマールに入社。I am grateful for all peole to whom I am related. I wouldn't be here were it not for them.

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