Xのタイムラインに興味のない広告が何度も表示されてうんざりしていませんか?マッチングアプリ、EC系サービス、仮想通貨、転職サービスなど、繰り返し表示される広告はタイムラインの快適さを大きく損ないます。

「広告をなんとかしたい」と思っている方に向けて、この記事ではiPhone・Androidそれぞれで広告をブロック・非表示にする具体的な手順を解説します。さらに、広告の種類と表示される仕組み、X Premium(旧Twitter Blue)との関係、プライバシー設定を使った対策、特定広告のブロック方法、広告が表示されないときの対処法まで網羅しています。自分の状況に合った対処法が必ず見つかります。

X(Twitter)アプリの広告を非表示にする方法【iPhone/Android別】

大前提:公式機能で広告を完全に消すことはできない

残念ながら、X(旧Twitter)のアプリに表示される広告を公式機能で完全に消す方法はありません。Xの収益の大部分は広告収入によって成り立っているため、無料ユーザーへの広告表示はサービスの前提条件です。

ただし、以下の方法で表示頻度を減らす・特定の広告を非表示にすることは可能です。それぞれの方法の効果と手順を詳しく説明します。

iPhoneで広告を非表示にする方法

方法 効果 手順
興味がない広告を報告する 同種の広告の表示頻度が下がる 広告右上の「…」→「この広告に興味がない」をタップ
広告主アカウントをミュート そのアカウントからの広告が非表示になる 広告主のプロフィールページを開き「ミュート」を選択
広告主アカウントをブロック そのアカウントからの広告が完全に非表示になる 広告主のプロフィールページを開き「ブロック」を選択
アプリの再インストール 広告表示バグの解消 アプリを削除→App Storeから再インストール

注意: 2024年5月以降、投稿の「…」メニューからブロック・ミュートの項目が削除されています。現在はいったん広告主のプロフィールページを開いてからブロック・ミュート操作を行ってください。

AndroidでXアプリの広告を非表示にする方法

方法 効果 手順
興味がない広告を報告する 同種の広告の表示頻度が下がる 広告右上の「…」→「この広告に興味がない」をタップ
広告主アカウントをミュート/ブロック そのアカウントからの広告を非表示にする 広告主のプロフィールページを開き、ミュートまたはブロックを選択
アプリの再インストール 広告表示バグの解消 アプリをアンインストール→Google Playから再インストール
サードパーティ製広告ブロッカー(非推奨) 一部広告をブロックできる場合あり アプリの動作不安定リスクあり。自己責任で使用

基本的にはiPhoneと同じ「報告+プロフィールページからブロック+プライバシー設定」の組み合わせが最も安全で効果的です。

X(Twitter)の広告の種類と表示される理由

Xに表示される広告は主に2種類です(2021年のリブランディング後の正式名称)。なぜ自分のタイムラインに表示されるのかを理解することで、より効果的に管理できます。

プロモ広告(Promoted Ads)

通常の投稿とほぼ同じ見た目でタイムラインに自然に溶け込む形で表示される広告です。右下に小さく「プロモーション」というラベルが付いています。2021年以前は「プロモツイート」と呼ばれていました。

表示される主な理由:
– あなたのプロフィール情報(年齢・性別・地域)
– フォローしているアカウントや話題
– 過去のいいね・リポスト・検索履歴
– Xの外部サービスでの行動(Cookieによるクロスサイトトラッキング)

特徴 詳細
見た目 通常の投稿とはほぼ同一。違和感が少なくクリックされやすい
目的 商品・サービスの購入、サイト誘導、アプリダウンロードなど
ターゲティング精度 高い。ユーザーの行動履歴・属性を元に最適化される

トレンドテイクオーバー(旧プロモトレンド)

トレンド欄の上位に「プロモーション」ラベルつきで表示される広告です。2021年のリブランディングで「Twitterテイクオーバー」カテゴリに統合され、現在は「トレンドテイクオーバー」が正式名称です。話題のキーワードに便乗してブランドや商品の認知度を高めることが目的です。

表示される主な理由:
トレンドを頻繁にチェックしているユーザーや、関連キーワードを検索しているユーザーに表示されやすい傾向があります。地域や時間帯によって表示内容が変わることもあります。

特徴 詳細
見た目 トレンド欄の最上位または上位に表示
目的 ブランド認知・イベント告知・キャンペーン拡散
ターゲティング 地域・時間帯・関心ジャンル別

特定の広告(マッチングアプリ・ECサービスなど)をしつこく表示させないコツ

「興味がない」と報告しても同じ広告が何度も表示される場合は、以下の方法を順番に・組み合わせて試してください。

ステップ①:「この広告に興味がない」を継続的に使う

  1. 広告の右上にある「」(3点リーダー)をタップ
  2. 「この広告に興味がありません」を選択
  3. 理由を選択(「関連性がない」「繰り返し表示されている」「不快または不適切」など)

ポイント: 1回だけでは効果が薄いことが多いです。同じカテゴリの広告が出るたびに繰り返し報告することで、数日〜1週間程度で表示頻度が下がってくる傾向があります。理由を具体的に選択するほど学習効果が高いとされています。

ステップ②:広告主アカウントをブロックする

2024年5月以降、投稿の「…」メニューからブロック・ミュートの項目が削除されています。以下の手順で行ってください。

  1. 広告内の広告主アカウント名(@〇〇)をタップしてプロフィールページを開く
  2. プロフィールページの「…」メニューから「ブロック」を選択

ブロックした広告主のアカウントからの広告は表示されなくなります。ただし、同じ商品・サービスを複数のアカウントから配信している場合は、別アカウントの広告が再び表示されることがあります。

ステップ③:Xのプライバシー・データ設定を見直す

Xはあなたの行動データや外部サイトのデータを元に広告をターゲティングしています。設定から一部のデータ利用をオフにすることで、的外れな広告の表示を抑えられます。

設定手順(iOS・Android共通):
1. Xアプリで左上のプロフィールアイコンをタップ
2. 「設定とプライバシー」→「プライバシーとセキュリティ」を開く
3. 「カスタマイズとデータ」を開く
4. 以下をオフにする:
– 「Xの利用データをカスタマイズに使用する」
– 「Xのパートナーからのデータを利用する広告」

完全に広告がなくなるわけではありませんが、自分に無関係な広告が減る効果が期待できます。

ステップ④:広告の興味関心設定を編集する

Xはあなたが関心を持っていると判断したカテゴリをもとに広告を配信しています。このカテゴリを手動で編集できます。

設定手順:
1. 「設定とプライバシー」→「プライバシーとセキュリティ」→「カスタマイズとデータ」を開く
2. 「Xのデータ」→「広告に使用されているインタレスト」を確認
3. 自分に関係ないカテゴリ(例:出会い・恋愛、ショッピングなど)のチェックを外す

マッチングアプリやECサービスの広告が多い場合は、該当カテゴリをオフにすることで表示頻度が下がります。

ブラウザ版X(PC)で広告を非表示にする方法

スマートフォンアプリだけでなく、PCのブラウザでXを利用している方向けの対処法も紹介します。

広告ブロッカー拡張機能を使う(最も効果的)

PCブラウザ版では、拡張機能を使った広告ブロックが選択肢に入ります。

拡張機能 対応ブラウザ 効果
uBlock Origin Chrome・Firefox・Edge X上の広告を含む多くの広告をブロック可能
AdGuard Chrome・Firefox・Edge・Safari 広告ブロック+トラッキング防止

ただし、Xはブロッカー検知を強化するアップデートを繰り返しており、一時的に効果があっても動作しなくなるケースがあります。また、拡張機能のインストールは信頼できる公式ストアからのみ行ってください。

ブラウザ版でのプライバシー設定変更

PCブラウザ版でも、アプリ版と同じ手順でカスタマイズとデータ設定を変更できます。

  1. x.com にアクセスしてログイン
  2. 左メニュー「もっと見る」→「設定とプライバシー」→「プライバシーとセキュリティ」
  3. 「カスタマイズとデータ」を開き、データ利用をオフにする

X Premiumの年額プランも確認

PCブラウザからX Premiumに登録すると、iOS/Androidアプリより安くなります(App Store手数料がかからないため)。さらに年額プランを選ぶと月割りで割安です。

プラン 月額(Web) 年額(Web) 年額の月割り
X Premium 980円 10,280円 約857円/月
X Premium+ 6,080円 60,040円 約5,320円/月

X(Twitter)の広告が最近増えた・多いと感じる理由

「最近、Xの広告が増えた気がする」という声はよく聞かれます。主な理由は以下の通りです。

理由①:アルゴリズムの変更

Xは広告収益の最大化を目的としたアルゴリズム改善を繰り返しており、表示される広告の頻度が段階的に増加している傾向があります。特に2023年以降、イーロン・マスク体制下で広告プロダクトの刷新が進んでいます。

理由②:自分の行動データが蓄積されている

Xを長く使えば使うほど、行動データが蓄積され、よりターゲティング精度の高い広告が表示されます。「最近検索したワード」「特定のアカウントへの関心」などが広告配信のトリガーになっています。

理由③:外部サイトのトラッキングデータが連携している

Xのピクセルが設置されたショッピングサイトや記事を閲覧した後、Xで関連広告が表示されるケースがあります。「カスタマイズとデータ」設定でオフにすることである程度対処できます。

理由④:X Premiumに入っていない

無料ユーザーへの広告表示は増加傾向にあります。有料プランへの誘導という側面もあり、「広告が増えたと感じたらPremiumを検討する」という選択肢が現実的になっています。

よくある質問(Q&A)

Q. 「この広告に興味がない」を押しても同じ広告が出続けるのはなぜ?

A. 複数の広告主が同じカテゴリ・同じターゲティング設定で広告を出稿しているためです。1つの広告主をブロックしても、別の広告主の同カテゴリ広告は引き続き表示されます。「興味がない」を繰り返し押すことでカテゴリレベルの表示頻度が下がっていきます。

Q. X Premiumに入ったのに広告が出る。おかしくない?

A. おかしくありません。X PremiumはあくXまで広告を「減らす」プランであり、「ゼロにする」プランではありません。約50%の削減効果があるとされていますが、一部の広告は引き続き表示されます。

Q. PCブラウザとスマホアプリで広告の表示頻度は違う?

A. 一般的に、PCブラウザ版の方が広告ブロッカーを使える分、対策の選択肢が多いです。ただし、Xはブラウザ版でもブロッカー検知を強化しているため、完全な遮断は難しくなっています。

Q. ブロックした広告主の広告がまた出てきた。なぜ?

A. 同一の商品・サービスを別の広告アカウントから配信しているケースが多いです。複数のアカウントを使い回す広告主もいるため、都度ブロックを積み重ねることが唯一の対応策です。

Q. Xを退会(アカウント削除)したら広告は消える?

A. アカウントを削除すれば当然Xにアクセスしなくなるので広告は見えなくなります。ただし、アカウント削除はすべての投稿・フォロー・履歴が失われる不可逆な操作です。広告を避けるためだけに退会するのは得策ではありません。

X広告を非表示にするメリット・デメリット

メリット

メリット 内容
タイムラインの快適性向上 興味のない広告による中断が減り、フォロー中のアカウントの情報に集中できる
情報収集効率の向上 広告による視覚的ノイズが減り、必要な情報にたどり着きやすくなる
衝動買いの防止 購買を促す広告が減ることで、不要な支出を抑えられる
プライバシー意識の向上 データ共有設定を見直すことで、個人情報の活用を一部制限できる

デメリット・注意点

デメリット 内容
完全な排除はできない どの方法でも広告をゼロにすることは不可能
一部の有益な情報も見逃す可能性 自分の興味と合致した広告(新サービス・クーポンなど)も非表示になることがある
設定の効果に時間がかかる アルゴリズムが学習するまで数日〜1週間かかることが多い
Xの収益へ間接的な影響 広告を回避することで、Xのサービス維持コストへの貢献が減る

X Premium(旧Twitter Blue)で広告は消えるのか?

X Premiumの広告に関する仕様(2026年時点)

X Premiumに加入すると、広告の表示頻度が削減されます。ただし、完全に広告がなくなるわけではありません

プラン 広告表示 月額料金(税込)
無料 通常表示 0円
X Basic(Web) 広告削減なし 368円
X Premium(iOS/Android) 約50%削減 1,380円
X Premium(Web) 約50%削減 980円
X Premium+(Web) さらに削減(一部広告あり) 6,080円(2025年2月18日値上げ)

※料金は2026年時点。最新情報はX公式サイトをご確認ください。iOSはApp Store手数料のため、WebよりiOS/Androidの方が高くなっています。

広告を完全に排除したい場合、現時点ではどのプランでも実現できません。「広告を減らしたい」程度の目的ならX Premium(Web経由での登録)が最もコストパフォーマンスが高い選択肢です。

Xで広告が表示されない・おかしいときの対処法

広告が全く表示されない、または表示が崩れている場合は以下を順番に試してください。

対処法①:キャッシュをクリアする

アプリのキャッシュデータが破損していると、広告表示を含むさまざまな不具合が起きることがあります。

デバイス 手順
iPhone 設定→一般→iPhoneストレージ→X→「Appを取り除く」→App Storeから再インストール
Android 設定→アプリ→X→ストレージ→「キャッシュを削除」→アプリを再起動

対処法②:アプリを再インストールする

キャッシュクリアで解決しない場合は、アプリを完全に削除して再インストールします。アカウントデータはサーバーに保存されているため、削除しても消えません。ログイン情報(メールアドレス・パスワードまたは電話番号)を手元に控えてから作業してください。

デバイス 手順
iPhone ホーム画面のXアイコンを長押し→「Appを削除」→App Storeから再インストール
Android 設定→アプリ→X→「アンインストール」→Google Playから再インストール

対処法③:Xサポートに問い合わせる

上記の方法を試しても解決しない場合は、Xのヘルプセンター(help.x.com)からサポートに問い合わせます。以下の情報を準備しておくとスムーズに対応してもらえます。

準備する情報
デバイスの種類 iPhone 16 / Galaxy S25 など
OSバージョン iOS 18 / Android 15 など
Xアプリのバージョン アプリの設定画面→「バージョン情報」で確認
問題の詳細 「特定の広告が繰り返し表示される」「広告が全く表示されない」など
発生時期・頻度 いつから・どのくらいの頻度で起きているか

X(Twitter)広告の今後:アルゴリズムとプライバシーの変化

ターゲティング精度はさらに高まる

XはAI技術を活用した広告配信の高度化を進めており、ユーザーの行動をより精緻に分析して「刺さる広告」を配信する方向に進化しています。これは広告主にとってはROI向上のメリットですが、ユーザー側からすると精度の高い広告が増える可能性も意味します。

プライバシー設定の重要性が増す

欧米のプライバシー規制(GDPR・CCPAなど)の影響で、Xもデータ利用に関する透明性を高める方向に動いています。「カスタマイズとデータ」設定の定期的な見直しが有効です。

広告ブロック技術とXのいたちごっこ

ブラウザ版Xでは広告ブロッカー拡張機能(uBlock Originなど)が有効なケースがありますが、Xはこれを検知して対策を講じるアップデートを繰り返しています。アプリ版については現状、公式的な広告ブロック手段は限られており、「管理する・減らす」という発想が現実的な対応策です。

今後の変化 予測
ターゲティング精度 AI活用でさらに高精度化。ユーザー行動をより細かく把握
プライバシー制御 設定の透明性が向上。ユーザーが管理できる項目が増える
X Premiumの広告仕様 有料プランでの広告削減率が改善される可能性あり
広告ブロック対策 アプリ側でブロッカー検知が強化される方向

デジマールのX(Twitter)広告運用支援

デジマールでは、X広告の運用代行・戦略設計・クリエイティブ制作まで一貫して支援しています。

「X広告を出稿しているが効果が出ない」「ターゲティングをどう設定すればいいかわからない」「費用対効果を改善したい」といったご相談を多くいただきます。

広告を出稿する企業側の視点から言うと、ユーザーにとって「興味がない」と報告されない広告を作ることが成果への近道です。デジマールは、ユーザー行動を分析した上で、スキップされない・ブロックされないクリエイティブと配信設計をご提案します。

 

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まとめ

X(Twitter)アプリの広告をブロック・非表示にする方法についてまとめます。

  • 完全に消すことはできない:Xの公式機能では広告を完全に排除する方法はない
  • 最も効果的な方法の組み合わせ:「この広告に興味がない」を継続報告+広告主のプロフィールからブロック+「カスタマイズとデータ」設定の見直し
  • ブロック・ミュートの注意:2024年5月以降、投稿の「…」メニューからは操作できない。プロフィールページ経由で行う
  • X Premium:iOS/Androidは月額1,380円、Web経由なら980円で広告を約50%削減。Premium+は6,080円
  • 広告の種類:プロモ広告(Promoted Ads)・トレンドテイクオーバーの2種類が主要。いずれもターゲティングにより表示される
  • 表示不具合の対処:キャッシュクリア→再インストール→サポート問い合わせの順で対応

広告を完全になくすことは難しいですが、「管理する」という視点で上記の方法を組み合わせることで、タイムラインの快適さを大きく改善できます。

X広告の運用についてお悩みの企業様は、デジマールにお気軽にご相談ください。

 

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著者情報

細田 和宏
Kazuhiro Hosoda

細田 和宏

【代表取締役】

デジマール株式会社 代表取締役。
広告運用・マーケティング支援の現場に長く携わり、BtoB・BtoC問わず、数多くの企業の集客・売上改善を支援してきました。
「データで動かす、現場で動く」をモットーに、戦略から実行まで一気通貫で向き合っています。