より広義な価値共創へ

私たちは、クライアント様とともに課題の本質に向き合いながら、価値を共に築くスタンスで事業を展開してきました。

近年では、AIを活用した高度な分析や意思決定支援が標準化されつつあり、従来の施策レベルを超え、より上流からの関与が求められる場面が増えています。こうした変化を受け、デジマールは「共に考え、共につくるパートナー」としての立ち位置を、ブランドの表現にも明確に反映させる必要があると考え、今回の刷新に至りました。

 

 

新しいロゴに込めた想い

新ロゴは、「AI × パートナーシップ」というコンセプトを基盤にデザインされています。シンボルマークにある三角形(Δ:デルタ)は、数学や科学で“変化”を意味し、同時にAIの中核であるデータ・アルゴリズム・計算資源を象徴しています。曲線は、社名の語源「ゆいまーる(=結びつき・助け合い)」の精神を踏襲し、人と人、人と社会とのしなやかなつながりを表現しています。

この二つの要素が重なり合うことで、テクノロジーと人間性の調和、そして「共創によって価値を生み出す」私たちのあり方を視覚化しています。カラーパレットはモノトーンを基調に、用途や文脈に応じて柔軟に変化するアクセントカラーを設計。ブランドとしての一貫性と拡張性の両立を実現しました。

 

2025年のDIGIMARL新ロゴの構造

パーソナリティの構成と方向性

ブランドとしてのデジマールは、「Sage(知を深める者)」を中心に、「Care Taker(支える者)」「Explorer(探究者)」「Hero(実行者)」といった4つの人格的要素を内包しています。知性と共感、挑戦心と成果志向をあわせ持ち、クライアント様にとって信頼できる思考と行動のパートナーであることを志向しています。

ブランド体験の統一と進化

このロゴ刷新を起点に、Webサイトや資料、サービスロゴ、SNS、名刺など、あらゆるブランド接点での表現を見直してまいります。どのタッチポイントでも「デジマールらしさ」が伝わる体験を提供することで、より深く、より持続的な関係性を築いていきます。

知性を可視化する色彩設計

新しいロゴやブランド表現を支えるカラースキームは、デジマールが目指す「知と共感のブランド像」を体現する重要な要素です。

ブランドカラーは、「現実世界とデータインテリジェンスのあいだにある、まだ可視化されていない可能性」を象徴するものとして構成しました。光や知性、洞察、包容といった価値を色彩で表現するために、スペクトラムから抽出したグラデーション「Intelligence Spectrum」と、4つのキーカラー(Intelligence Orange/Yellow/Green/Blue)をブランドアセットとして定義しています。

 

2025年のDIGIMARL新ロゴのカラーコンセプト

 

これらは、ブランドパーソナリティや事業領域ごとに最適な表現を可能にし、視覚を通じてデジマールの方向性や思考を伝える役割を果たします。

運用ルールと品質への配慮

新ロゴは明確なデザインガイドラインに基づき、最小使用サイズや余白、配色、使用書体などを細かく定義。不適切な改変や誤使用を防ぎ、正しい形でロゴの意図が伝わるよう、全社での徹底を図っています。

最後に

この新しいロゴは、今この瞬間の“完成形”ではなく、私たちがこれから歩む未来への「宣言」です。AIと人が手を取り合い、共に創る社会。その一翼を担う存在として、デジマールはこれからも変化を受け入れ、挑戦を続けていきます。

このロゴが、私たちのビジョンと姿勢を直感的に伝えるシンボルとなることを願っています。そして、これから出会うすべての皆さまと、誠実に向き合っていけることを楽しみにしています。