日本を代表する名門ホテルで技を磨き、都内の人気フレンチレストランでの経験を持つ

確かな技術と柔軟な感性を併せ持つ料理人、播磨亮佑。

 

「自分の考えた料理で、目の前のお客様を笑顔にしたい」

そんな純粋な想いを胸に、2026年、Kimmyの厨房に新たな風を吹き込む播磨さん。

これまでの歩みと、彼が創り出す新しいフレンチの形について話を伺いました。

 

――まずは、料理人を志したきっかけから教えてください。

 

実は、最初から料理人を目指していたわけではないんです 。

学生時代はずっと陸上競技に打ち込んでいたのですが、途中で怪我をしてしまい、思うように活動ができなくなってしまって…… 。

 

――アスリートとしての道が、怪我で断たれてしまったのですね。

 

はい。かなり悩みましたが、それでも「何らかの形でスポーツに関わり続けたい」という想いがあり、

まずは栄養士の仕事に興味を持ちました 。

その学びを深めていく中で、「自分の手で料理を作り、届けること」そのものの魅力に惹かれ、料理人の道を選びました 。

 

 

 

――そこからキャリアをスタートさせたのは、日本を代表する格調高いホテルでした。

  最高峰の現場で学んだ「心得」とは何でしょうか?

 

そのホテルで代々大切にされている「アンティミテ(Intimité)」という言葉です。

当時の料理長メニューの名称にも掲げられていた言葉で、今もその精神を大切にしています。

 

――「アンティミテ」。具体的にはどういった意味ですか?

 

「親密」や「仲の良さ」という意味ですが、料理においては「食材同士の調和」を指します 。

一皿の中で食材が喧嘩せず、お互いを引き立て合っていること 。

その調和をいかに保つかという姿勢は、4年半の修行期間で僕の根底に深く刻まれました 。

 

 

  

 

 

――その後、都内のフレンチレストランを経て、2026年に「Kimmy」へ。

 なぜこの場所を次の舞台に選んだのですか?

 

転職を考えていた時に、知人を通じて
デジマール代表の細田さんをご紹介いただいたことが、Kimmyに関わるきっかけでした
。

正直、今の自分にシェフという大役はまだ早いのではないかという葛藤もありました 。

 

――それでも、挑戦を決めた決め手は?

 

自分に務まるだろうかという不安よりも、「新しい環境でチャレンジしてみたい」という好奇心が勝ったんです 。

少人数体制の現場での経験も長かったので、いかに効率よく、

かつ高いクオリティを保てるかという点でも、自分の力を発揮できると感じました 。

 

   

 

 

――播磨さんがKimmyで実現したい「理想の一皿」について教えてください。

 

僕はこれまで前菜を担当してきた時間が長いので、

ゲストが最初に口にする「前菜」には特に力を入れていきたいです 。

そこで大切にしたいのが、「フルーツ」の使い方ですね 。

 

――料理にフルーツ、ですか。具体的にはどのようなこだわりを?

 

無理に合わせるのではなく、料理を華やかに、そして軽やかにするための要素として取り入れます 。

肉や魚のソースに果汁を加えたり、仕上げに皮を削って香りを添えたり 。

見た目の美しさと、ふわりと立ち上がる香りの華やかさを、お客様にはダイレクトに感じていただきたいんです 。

 

  

 

 

――そのアイデアはどこから?休日の過ごし方も気になります。

 

休日は基本的に自宅で本を読んだり、YouTubeを見たりしてリフレッシュしています 。

ただ、動画を見ていても自然と料理に関するものが流れてくるんですよね(笑) 。

 

――やはり、オフの日も料理のことが頭にあるのですね。

 

そうですね。有名シェフの動画を見て

「こういう組み合わせがあるのか」「これはこうやって作るのか」と、新しい発見があるのが楽しくて 。

自分の知識をアップデートするのが、今の習慣になっています。

 

 

――最後に、お客様へメッセージをお願いします。

 

「食べ終わった後に、心から満足していただけること」 。

それこそが、僕が料理を作る一番の原動力です 。

誠実にお皿に向き合い、皆様の記憶に残るような華やかな時間をお届けします 。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

 

 

 

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