除外キーワード

除外キーワードは、広告配信を「しない」検索語句のことです。広告を掲載しても成果が見込めない検索語句を除外キーワードに設定します。

広告を掲載しても成果が見込めない場合には、以下のような場合が考えられます。

  • 検索意図と違う
  • 商品がユーザーの検索ニーズを満たしていない

「検索意図が違う」場合の例は、食器のグラスを販売している会社が、「グラス」を部分一致で登録して、サングラスや、グラスファイバーといった検索語句に対して広告を掲載してしまうといった事例です。

こちらの場合に関しては、事前に登録するキーワードから連想される、除外すべきキーワードを除外設定することで無駄な広告配信を防ぐことができます。

「商品がユーザーの検索ニーズを満たしていない」場合は、広告はクリックされているのに、コンバージョンに結びつかないキーワードがある場合、と言い換えることができます。

例えば、高価格PCを販売している会社が、「パソコン」を部分一致で登録し、「パソコン 安い」「パソコン 手軽」といった検索語句に広告掲載している場合です。

この場合、パソコンが欲しいという検索意図には合致しているが、安いパソコンは販売していないため、広告はクリックされても、ランディングページで離脱されてしまう、という懸念があります。広告文に「高級」や、「高価格」といった文言を入れてクリックを回避することも可能ですが、これらの要素は必ずしも広告文に入れるべき内容とは限りません。

そこで、「安い」や「手軽」といった自社商品と結びつきの薄い検索語句を除外設定することで、適切なユーザーに広告配信が可能になります。

参考:Google広告ヘルプ|除外キーワードについて