リスティング広告の種類について解説していきます。
リスティング広告は、Google、Yahoo!、Microsoft(Bing)等に出稿可能な広告です。
Google、Yahoo!のリスティング広告には、「レスポンシブ検索広告」、Microsoft広告には「レスポンシブ検索広告」「拡張テキスト広告」という種類があります。
(Googleの「拡張テキスト広告」、Yahoo!「拡大テキスト広告」は2022年にサービス提供終了。)
各広告媒体で出稿できるリスティング広告の詳細や設定方法を確認していきます。
リスティング広告の全体像から把握したい方は以下の記事をご覧ください。
リスティング広告はどこで掲載できる?
リスティング広告は、Google、Yahoo!、Microsoft(Bing)等の検索エンジンに掲載することができるテキスト型の広告です。
配信の設定によっては、検索パートナーとして連携している他社の検索エンジンに表示されることもあります。
Yahoo!
Bing
Google、Yahoo!、Microsoft広告の広告文
リスティング広告は、
- 広告見出し
- 最終ページURL
- パス
- 説明文
で構成されています。
広告媒体ごとに名称が異なりますが、構成は同じです。
広告の要素 | Google広告での名称 | Yahoo!広告での名称 | Microsoft広告での名称 |
① | 広告見出し | タイトル | 広告見出し |
② | 最終ページURL | 最終リンク先URL | 最終URL |
③ | パス | 表示URL | 表示URL |
④ | 説明文 | 説明文 | 説明文 |
各要素は最大の文字数と最大の表示個数が決まっています。限られた文字数の中でユーザーからクリックされ、かつコンバージョンにつながるような広告文を作成する必要があります。
番号 | Google広告での名称 | 最大文字数 | 最大表示個数 |
① | 広告見出し | 半角30字 | 最大3つまで |
② | 最終ページURL | – | – |
③ | パス | 半角15字 | 最大2つまで |
④ | 説明文 | 半角90字 | 最大2つまで |
以下の記事では、リスティング広告の広告文について掘り下げて解説しています。ご覧ください。
Google、Yahoo!、Microsoft広告で利用できる広告フォーマットの違い
Google、Yahoo!、Microsoft広告では、利用できる広告フォーマットに違いがあります。
Google広告 | Yahoo!広告 | Microsoft広告 | 概要 |
レスポンシブ検索広告 | レスポンシブ検索広告 | レスポンシブ検索広告 | 最大で15個の見出し、4つの説明文を広告媒体が適切組み合わせで自動表示。 |
– | – | 拡張テキスト広告 | 3個の見出し、2つの説明文が固定で表示。 |
2022年に、Google広告では「拡張テキスト広告」が、Yahoo!では「拡大テキスト広告」がサービス終了しています。
現行では「レスポンシブ検索広告」が主流となっています。固定の広告文を出すのではなく、検索語句に対する適切な広告文の組み合わせを学習し、最適表示が進んでいく仕組みです。
まとめ
ここまで、リスティング広告の種類とそれぞれのフォーマットの詳細な設定方法についてみてきました。Google広告、Yahoo!広告ともに、「拡張テキスト広告(拡大テキスト広告)」と、「レスポンシブ検索広告」の両方を入稿することを推奨しています。
それぞれの機能を理解することはもちろん、そのうえで、ユーザーの目を惹くような最適な広告文の作成が求められます。
今後も広告フォーマットの改善、新しい広告フォーマットの登場が予想されますので、最新情報に目を配りながら広告を作成していきましょう。
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