2020年7月29日からディスプレイ広告(運用型)でコンテンツキーワードターゲティングが開始されます。
キーワードを指定することによって関連性のある配信面に広告配信をすることが出来るようになります。
Yahoo!広告|ご利用中の広告主様へ|ディスプレイ広告(運用型) コンテンツキーワードターゲティングの提供について
コンテンツキーワードターゲティングとは
概要
コンテンツキーワードターゲティングとは、指定したキーワードと関連性の高い配信面にターゲティングできる機能です。コンテンツキーワードターゲティングには以下の配信ターゲティングと除外ターゲティングの2種類があります。
配信ターゲティング
配信ターゲティングでは、対象の配信面(以下記載)でターゲティングに一致したコンテンツにのみ配信することが出来ます。
例えば「テニス」といったキーワードを指定すると、テニスと関連度の高いコンテンツのみに配信されるようになります。
除外ターゲティング
配信ターゲティングでは、対象の配信面(以下記載)でターゲティングに一致したコンテンツを除外したすべてのコンテンツに配信することが出来ます。
例えば「テニス」といったキーワードを除外設定すると、テニスと関連しないコンテンツのみに配信されるようになります。
配信面
コンテンツキーワードターゲティングでは以下のコンテンツを配信面の対象とすることが出来ます。
タイムラインの広告枠は対象外となっており注意が必要です。
配信面 |
Yahoo!ニュース |
Yahoo!ファイナンス |
Yahoo!映画 |
Yahoo!テレビ |
Yahoo!不動産 おうちマガジン |
スポーツナビ |
スポーツナビDO |
Carview! |
GYAO |
コンテンツキーワードリスト
新たにコンテンツキーワードターゲティングを提供開始に伴い、コンテンツキーワードリストが新設されます。
このコンテンツキーワードリストにキーワードを追加することによって、コンテンツキーワードターゲティングをキャンペーンをまたいで管理可能になります。
標準リストと除外専用のリストの2種類を作成することが出来ます。
標準リスト | 除外専用リスト | |
広告グループ紐づけ設定 | 配信・除外 | 除外のみ |
リスト数の上限 | 1,000件 | 1件 |
キーワード数の上限 | 500件 | 5,000件 |
コンテンツキーワードターゲティングのメリット
コンテンツキーワードターゲティングで配信を設定することで、自社のサービス・商品に関連性の高いコンテンツに配信することが出来ます。サイトカテゴリで該当カテゴリがない場合などにも、コンテンツキーワードターゲティングで関連性の高い配信面にターゲティングすることが出来ます。
さらに、除外設定をすることで自社のブランド毀損に繋がりそうなコンテンツを避けて配信することが出来ます。具体的には、事故や事件といったコンテンツの配信除外をすることが出来ます。
まとめ
このように2020年7月29日からディスプレイ広告でコンテンツキーワードターゲティングが開始されることが発表されました。
よりニーズのあった配信が可能になりブランド毀損も避けることが出来るようになる一方で、配信キーワードを絞り込みすぎると配信量が減るため注意をして設定することが必要です。
さらに、こちらの記事ではYahoo!広告のディスプレイ広告で利用できるターゲティングを解説しています。ご確認下さい。