リスティング広告でリマーケティングを活用する「RLSA」を解説

リスティング広告でリマーケティングを活用する「RLSA」を解説

RLSAは、リスティング広告において、リマーケティングリストを活用して、すでに会社について認知がある人に対して広告配信を行う手法です。

リスティング広告では、多く検索されるキーワードほど、競合間の入札競争が激しくなり、クリック単価が高くなる傾向があります。

「検索ボリュームが大きキーワードに入札したいが、クリック単価が高すぎて十分なクリック数が得られないかもしれない。」

「コンバージョン見込みの高い検索ユーザーに優先的に予算を配分したい」

このようなお悩みをお持ちの方にとって、RLSAは有効な施策となる可能性があります。RLSAの詳細、およびRLSAの利用方法についてみてみましょう。

なお、リマーケティングをはじめとするターゲティングについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

 

リターゲティングとリスティング広告を組み合わせたRLSA広告

RLSA広告とは、「Remarketing Lists for Search Ads」の略称で、直訳すれば、「検索広告向けのリマーケティングリスト」です。

リマーケティングリストとは

「リマーケティングリスト」は、Google広告やYahoo!広告で利用できるターゲティング手法の一つで、特定のWebページ(例えば自社サイトの全ページや、自社サイトの商品購入ページ、など)を訪問した記録を持っているユーザーを蓄積したリストです。

リマーケティングリストに含まれるユーザーは既に自社のことを認知していたり、購買に手をかけていたりする、コンバージョン見込みの高いユーザーと考えられます。

RLSAの対象に該当するユーザー

RLSAは、かみ砕いて説明をすれば、リスティング広告(検索広告)の掲載対象を、「自社サイトに訪問したことがある検索ユーザー」に絞るという施策です。

そのため、「広告配信対象として登録しているキーワードを検索した」かつ「リマーケティングリストに含まれている」ユーザーがRLSAの該当者ということになります。

リスティング広告RLSAの配信対象

このRLSAの範囲に含まれるユーザーに広告配信を行う施策に、どのようなメリットがあるのでしょうか。

リターケティングリストとリスティング広告を組み合わせて、ビッグキーワードに入札を行う

RLSAの手法の最大のメリットは、「通常入札しにくいビッグキーワードに対して強気に入札ができる」ということです。

ビッグキーワードとは、検索ボリュームが多く、入札単価が高いキーワードです。上位表示が難しく、例えできたとしても無駄なクリックが増える傾向にあります。

リターゲティングリストを用いて、自社サイトに訪れたことがあるユーザーがビッグキーワードを検索した時にリスティング広告を配信するようにします。配信人数が制限されるので、多少クリック単価を高く設定しても広告費の浪費を防ぐことができます。

リターゲティングリストを用いて自社サイト訪問者に対して入札を強める

RLSAは、ビッグキーワードへの入札で利用するだけでなく、通常のリスティング広告の入札単価調整で利用することもできます。

自社のサイトに訪問したことがある、他の検索ユーザーに比べてCVRが高いと想定されるユーザーへの入札単価を高めることで、検索広告が上位表示され、クリック率が高まり、結果CVに至る可能性を高めることができます。

RLSAの具体的な設定方法

ここまで、RLSAの概要と利用するうえでの考え方についてみてきました。では、具体的にどのように設定するのでしょうか。その設定方法を見ていきましょう。

Google広告でリマーケティングを設定し、リスティング広告のターゲティングに加える流れ

まず、リマーケティングリストを作成します。

[ツール]>[オーディエンスマネージャー]から[オーディエンスの作成]>[ウェブサイトを訪れたユーザー]で作成可能です。

リマーケティングリストの作成

リマーケティングリスト作成画面に遷移したら、どのページを訪問したユーザーのデータを蓄積するかの設定を行います。「この文字列を含む」ページを訪れたユーザーで設定することも、「この文字列と完全に一致する」ページを訪れたユーザーで設定することもできます。

また、複数条件による絞り込み(および)や拡張(または)、除外設定も可能です。

リマーケティングリストの作成でURLを設定する

リマーケティングリストの作成でURLを設定する場合の選択肢

リマーケティングリストが設定できたら、そのリストをリスティング広告のターゲティングの条件として設定します。

任意のキャンペーンか広告グループ単位で、[オーディエンス]>[ユーザーがお客様のビジネスを利用した方法]>[ウェブサイトを訪れたユーザー]から、先ほど設定したリマーケティングリストを選びます。

Google広告でリマーケティングリストを設定する

Google広告でリマーケティングリストを選択する

ターゲティングに設定をすれば、リマーケティングリストに含まれるユーザーにだけ広告配信されます。また、ターゲティングかモニタリングに設定して、入札単価調整を行うことも可能です。

Yahoo!広告でリターゲティングを設定し、リスティング広告のターゲティングに加える流れ

Yahoo!広告でのリターゲティングリストの作成は、[ツール]>[ターゲットリスト管理]>[ターゲットリスト追加]>[条件で設定]から行います。

Yahoo!のターゲットリスト設定

Yahoo!でターゲットリストを条件で作成

リターゲティングの条件は、「かつ」条件(条件追加)、「または」条件(条件群追加)ともに設定可能です。

Yahoo!広告で、ターゲットリストを作成

リターゲティングリストの作成が終わったら、検索広告のターゲティング条件として設定します。

[ターゲットリスト管理]のページで、設定したいターゲットリストを選択し、[関連付けの設定]からキャンペーンあるいは広告グループ単位でのターゲットリスト設定を行います。

Yahoo!広告で、ターゲットリストを設定

ターゲットリストの関連付けが終わると、その設定内容に従った広告配信が開始されます。

まとめ

ここまで、RLSAの概要、およびGoogle広告、Yahoo!広告での具体的な設定方法を見てきました。RLSAは、コンバージョン見込みの高い潜在層向けの施策です。

そもそもリマーケティングリストにある程度ユーザーが蓄積されていないと、ほとんど広告が配信されないような施策になりかねません。RLSAは、ディスプレイ広告やファインド広告、SNS広告などの認知施策と組み合わせることでより高い効果を発揮することができます。

CVRの高いRLSAで利用できるリストを拡大するために認知施策も同時に展開することで、潜在層を顕在層へ、顕在層を顧客へというマーケティングの基本的な流れを実現することができます。

リスティング広告で成果が伸び悩んできた場合、RLSAをぜひ活用してみてください。

 

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リスティング広告運用代行

事業会社でSaaSのWebマーケティングに1年間携わったのち、デジマールに入社。TableauとIllustrator勉強中。趣味は料理。

松葉駿平

事業会社でSaaSのWebマーケティングに1年間携わったのち、デジマールに入社。TableauとIllustrator勉強中。趣味は料理。

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