LINE公式アカウントの運用、プロに相談してみませんか?

「何から始めればいいかわからない」段階でも大丈夫です。デジマールでは、目的・ターゲット・予算をヒアリングした上で、最適なLINE運用戦略をご提案します。

「LINEのアカウントを仕事用とプライベート用で分けたい」「複数店舗でLINE公式アカウントを活用したいけど、どう運用すればいいの?」

LINEは日本国内で月間1億ユーザー(2025年12月末時点)を突破したコミュニケーションアプリです。ビジネス活用が進む中、「アカウントを複数作れるのか」「複数運用のメリットは?」と疑問を持つ担当者は多いでしょう。

この記事では、LINEアカウントを複数作成する方法から、LINE公式アカウントを複数運用するメリット・デメリット・注意点、料金プランの比較、運用体制の整え方、実際の企業事例、よくある質問まで体系的に解説します。担当者がすぐに実践できる情報をまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。

LINEアカウントを複数作るには何が必要?

複数アカウントの基本条件

LINEのアカウントは1つの電話番号につき1アカウントが原則です。複数のアカウントを作成するには、メインアカウントとは別の電話番号が必要になります。

登録できる電話番号の条件は以下の通りです。

 

  • SMS認証または音声認証ができる番号
  • まだLINEに登録していない番号
  • 050番号・仮想電話番号は不可(固定電話は音声通話認証を使えば登録可能)

 

既存アカウントと同じ電話番号で新規登録しようとすると、「現在のアカウントを削除して新たに作成する」という選択画面が表示されるだけで、2つ目のアカウントは作れません。

なお、2020年4月以前はFacebookアカウントとの連携でLINEの複数アカウント作成が可能でしたが、現在はその方法は使えません。必ず別の電話番号を用意することが前提となります。

2つ目の電話番号を用意する方法

別の電話番号が必要な場合、格安SIM(MVNO)の契約が最もコストを抑えられる選択肢です。大手キャリアと比べて月額料金が安く、LINEアカウント用として最低限のプランで契約できます。契約と同時にサブ端末を購入すれば、より快適に使い分けることができます。

ただし、格安SIMでも050番号(IP電話)のみの契約はLINE登録に使えないため、SMS受信ができる090/080/070番号が付いたプランを選ぶようにしましょう。なお固定電話番号は、SMSは使えませんが音声通話認証を利用すればLINEアカウントの登録が可能です。

複数のLINEアカウントを使い分ける4つの方法

方法①:複数のデバイスを用意する

最もシンプルな方法です。スマートフォン・タブレット・パソコンなど、アカウント分のデバイスを用意してデバイスごとに使い分けます。

ただし、パソコン版LINEは新規アカウントの作成ができません。既存アカウントへのログインは可能です。Wi-Fiのみの端末はスマホのテザリングを利用すれば問題なく使えます。

方法②:ツインアプリ機能を使う(Android)

一部のAndroidスマートフォンに搭載されている機能で、同じアプリを複製して独立した2つのアプリとして使える機能です。

LINEアプリを複製すれば、1台のスマートフォンで「プライベート用」「仕事用」のLINEを同時に運用できます。端末によって「ツインアプリ」「デュアルアプリ」「アプリのクローン」などの名称で搭載されています。機種の設定画面から対応状況を確認してください。

方法③:マルチユーザー機能を使う(Android)

ツインアプリ機能に非対応の端末でも利用できる方法です。1台の端末に複数のユーザーを登録し、ユーザーごとに独立した環境で使う機能です。

ユーザーの切り替えに若干の手間はかかりますが、アプリをアンインストール・再インストールするよりはスムーズです。なお、Androidのバージョンや端末メーカーによって機能の有無・操作方法が異なります。

方法④:アプリの再インストールで切り替える

上記の方法が使えない場合の最終手段です。スマートフォンのLINEアプリ(iOS/Android版)にはアカウント切り替え機能やログアウト機能がないため、1台のスマホで別アカウントに切り替えるには、アプリをアンインストールして再インストールし、別のアカウントでログインし直す方法になります。

なお、PC版・iPad版・Androidのサブ端末版にはログアウト機能が存在します。スマホ以外のデバイスを使っている場合は、設定→アカウント→ログアウトから操作可能です。

LINE公式アカウントは複数作成できる?

基本仕様:最大100アカウントまで作成可能

LINE公式アカウントは複数のアカウントを作成できます。具体的には、LINEビジネスID1つにつき最大100アカウントまで作成可能です。

LINEビジネスIDは、LINEアカウントまたはメールアドレスで登録できます。すでにLINE公式アカウントを開設している場合は、管理画面から追加アカウントを簡単に作成できます。

アカウント作成の手順

パソコンから追加する場合
1. LINE公式アカウント管理画面にログイン
2. 左サイドメニューの「作成」をクリック
3. 必要情報(アカウント名など)を入力して「確認」をクリック

 

スマートフォンから追加する場合
1. LINE公式アカウントアプリを起動
2. 左上の三本線(≡)をタップ
3. アカウントリストの「アカウントを作成」をタップ
4. 必要事項を入力して「確認」をタップ

LINE公式アカウントの料金プランを確認する

複数アカウントを検討する前に、まずは料金プランを正確に把握しておくことが重要です。アカウントごとにプランが設定されるため、複数化した際のコストシミュレーションに直結します。

プラン 月額固定費 無料メッセージ通数 追加メッセージ単価
コミュニケーションプラン 0円 200通/月 不可
ライトプラン 5,000円 5,000通/月 〜3円/通
スタンダードプラン 15,000円 30,000通/月 〜3円/通

配信通数が少ない店舗であれば無料プランのまま複数アカウントを運用でき、コストを増やさずに恩恵を受けられます。一方で有料プランを使う場合は、分割することでコストが2倍・3倍になることもあるため、事前のシミュレーションが必須です。

LINE公式アカウントを複数作るメリット4つ

メリット①:チャット管理が効率化できる

複数店舗を展開している場合、店舗ごとにLINE公式アカウントを分けることでチャット対応の担当者が明確になり、運用効率が大幅に向上します。

1つのアカウントで複数店舗を管理していると、「どの店舗宛のメッセージか」「誰が対応するか」の判断に時間がかかります。顧客を待たせてしまうことも多く、クレームや機会損失につながりかねません。アカウントを分けることで、この課題をシンプルに解決できます。

メリット②:ブロック率を下げられる

1つのアカウントで関東と関西の店舗情報を一斉配信した場合、関東のユーザーにとって関西のキャンペーン情報は不要です。関係のない情報が届き続けるとブロックされる可能性が高くなります

LINE公式アカウントはブロックされると、そのユーザーへのリーチが永久に失われます。一度失った友だちを取り戻すことはできないため、ブロック率の管理は運用上の最重要指標の一つです。店舗・地域・興味関心ごとにアカウントを分けることは、この観点からも有効な施策です。

メリット③:無料メッセージ通数が増える

LINE公式アカウントの無料プランでは、無料メッセージ通数は月200通です。アカウントが増えるとその分だけ無料通数も増えます。

アカウント数 月の無料通数合計
1アカウント 200通
3アカウント 600通
5アカウント 1,000通

配信数が少ない拠点が複数ある場合は、すべて無料プランのまま運用でき、コストゼロで複数の配信チャネルを持つことができます。

メリット④:ターゲットに合わせた質の高いコミュニケーションが図れる

事業・地域・用途ごとにアカウントを分けることで、各ユーザーの属性や需要に合わせた情報を厳選して配信できます。

「自分に向けたメッセージ」と感じてもらえると、メッセージへの反応率(開封率・リアクション率)が上がり、問い合わせや予約などのアクションにもつながりやすくなります。配信のパーソナライズはLINEマーケティングにおける最も効果的な施策の一つです。

LINE公式アカウントを複数作る際の注意点・デメリット

注意点①:運用工数がアカウント数分かかる

アカウントが増えるほど、プロフィール設定・タイムライン更新・リッチメニュー作成・メッセージ配信・データ分析などの作業工数もそのまま増えます

1アカウントあたり月に必要な工数の目安は以下の通りです。

作業内容 目安工数/月
メッセージ配信(月4回想定) 4〜8時間
チャット対応 問い合わせ数による
リッチメニュー更新 1〜2時間
分析・改善 2〜4時間
合計 7〜14時間/アカウント

3アカウント運用なら月21〜42時間の工数が必要になる計算です。担当者の割り当てと業務フローの整備が複数化の前提条件と考えてください。

注意点②:友だちをアカウントごとに集める必要がある

同じ企業・店舗が運営していても、アカウントが違えば友だちは引き継がれません。アカウントごとに独立して友だち集めを行う必要があります。

また、既存の友だちがアカウントに分散されるため、1アカウントあたりの一斉配信リーチ数が少なくなる点も把握しておきましょう。運用開始直後は特に友だち数の少なさが目立つため、店頭POPやSNS・広告との連携による友だち獲得施策をセットで計画することが重要です。

注意点③:プランによってはコストが増える

前述の料金プランセクションで触れた通り、有料プランを使う場合は月額固定費がアカウント数分かかるため、割高になるケースがあります。

アカウントを分けることで月額コストが2倍・3倍になることもあるため、配信通数とプランを事前に試算してから複数化の判断をしましょう。

複数作成すべきケース・すべきでないケースの判断基準

複数アカウントにすべきかどうかは、以下の基準で判断することをおすすめします。

複数化を推奨するケース

  • 複数の店舗・拠点を運営しており、チャット対応を店舗ごとに分けたい
  • 配信する情報の内容や対象顧客が店舗・ブランド・地域によって明確に異なる
  • 各拠点に運用担当者を置ける体制がある
  • 配信通数が各アカウントで無料枠(200通/月)に収まる見込みがある

複数化を避けるべきケース

  • 現状1アカウントでも友だち数が少なく、集客自体が課題になっている
  • 運用担当者が1名しかおらず、複数アカウントを管理する工数がない
  • 有料プランを使っており、分割することでコストが大幅に増加する
  • 配信する情報がどのアカウントでも共通で、分ける必要性がない

 

判断に迷う場合は「コストと工数の試算を先に行い、対応できる体制が整ってから実施する」という順序を守ることが重要です。

複数LINE公式アカウントの運用事例

事例①:パーソナルダイエットジム「RITA-STYLE」

関東・九州を中心に完全個室・マンツーマンの短期集中パーソナルダイエットジムを展開する株式会社RITA-STYLEは、本社アカウントと店舗ごとのアカウントを異なる方針で運用しています。

  • 本社アカウント:新規入会促進・体験レッスン受付・キャンペーン・美容コラムの配信
  • 店舗アカウント:チャット機能を使った食事管理・トレーニングQ&A対応

この使い分けによりユーザーとの密なコミュニケーションが実現。月10件ほどの問い合わせに対し、多い時には約半数のユーザーが入会するという成果を達成しています(同社調べ)。エンゲージメント向上が売上に直結した好例です。

事例②:アパレル「アダストリア」

「niko and…」「GLOBAL WORK」など人気ブランドを展開する株式会社アダストリアは、全25ブランドの公式総合ウェブストアに加え、一部ブランドに専用のLINE公式アカウントを開設しています。

  • ウェブストアアカウント:キャンペーン・クーポン配信、会員IDとLINEを連携したパーソナライズ情報提供
  • ブランド別アカウント:各ブランドのプレスがブランドの特色を活かしたコミュニケーション戦略を展開
  • その他:LINEを活用したイベント応募・入場手続き、デジタル会員証の発行

LINE公式アカウントならではの機能を最大限に活用し、ユーザーエンゲージメントを高めることに成功しています。

アカウントの複数作成が難しい場合の代替サービス

LINEやLINE公式アカウントの複数作成が困難な場合、目的によってはLINEの別サービスが有効です。

オープンチャット

友だちに追加していない相手ともトークや情報交換ができるLINEの公式サービスです。URLやQRコードを共有するだけで招待でき、プロフィールをトークルームごとに設定できます。無料で利用可能です。コミュニティ運営や期間限定イベントの告知・参加者管理などに活用されています。

LINE WORKS

企業・組織・チーム向けのビジネスコミュニケーションツールです。スケジュール管理・アンケート機能・グループノートなど、ビジネス向けの機能が豊富です。無料プランあり。社内コミュニケーションの効率化や、社外のパートナーとの連絡手段として特に有効です。

よくある質問(FAQ)

Q. LINE公式アカウントを複数作ると、管理画面はどうなりますか?

1つの管理画面(LINE Official Account Manager)から、作成した複数のアカウントをまとめて切り替えて管理できます。ログインし直す必要はなく、ドロップダウンや切り替えメニューからアカウントを選ぶだけでOKです。

Q. 複数アカウントのスタッフ権限(管理者・一般)はどう設定できますか?

アカウントごとに「管理者」「編集者」「アナリスト」などの権限を個別に設定できます。店舗ごとに担当者を割り当てる場合も、アカウント単位で権限管理できるため、セキュリティ面でも安心です。

Q. 友だちを既存アカウントから新しいアカウントに移行できますか?

できません。 LINE公式アカウントの友だちはアカウントごとに独立しており、他のアカウントへの移行・エクスポート機能はありません。新アカウントは友だちゼロからのスタートになるため、集客施策の事前準備が必要です。

Q. 複数アカウントで同じリッチメニューやメッセージを使いまわせますか?

管理画面では直接コピーはできませんが、テンプレートとして内容を保存しておき、各アカウントで同じ設定を手動で再現する形になります。制作ツール(Canvaなど)でデザインを共通化しておくと工数を削減できます。

Q. 無料アカウント(コミュニケーションプラン)で複数作成した場合、追加費用はかかりますか?

無料プランの範囲内で運用する限り、アカウントをいくつ作成しても追加費用は発生しません。ただし、無料プランでは月200通を超えるメッセージ配信ができないため、配信数が多い場合は有料プランへのアップグレードが必要です。

デジマールのLINE公式アカウント運用支援

デジマールでは、LINE公式アカウントの開設から運用戦略・友だち集め・メッセージ設計・効果測定まで一貫してサポートしています。

多くの企業が「とりあえず開設したものの、友だちが増えない」「配信しても反応がない」という課題を抱えています。LINE公式アカウントは開設するだけでは成果につながりません。友だち獲得施策・配信コンテンツ設計・セグメント配信・広告との連携まで一貫して取り組むことで、初めてROIが生まれます。

 

支援事例・実績の一例:
– LINE公式アカウントの友だち獲得施策で3ヶ月で友だち数5倍を達成
– セグメント配信の導入でブロック率を30%改善
– LINE広告とアカウント運用を連携させ、来店CV数を前年比2.3倍に向上
– 複数店舗のアカウント統括支援で運用工数を50%削減

「複数アカウントを開設したいが管理が不安」「配信のROIを改善したい」「友だち数が伸び悩んでいる」といったご相談も多くいただきます。まずはお気軽にご相談ください。

 

👉 LINE公式アカウントの運用についてデジマールに相談する

まとめ

LINEとLINE公式アカウントの複数作成について解説しました。

 

  • LINEアカウントの複数作成:電話番号が1つにつき1アカウント。別番号(格安SIM等)が必要
  • 使い分け方法:複数デバイス・ツインアプリ・マルチユーザー・再インストールの4つ
  • LINE公式アカウント:LINEビジネスID1つで最大100アカウントまで作成可能
  • 料金プラン:コミュニケーション(無料)・ライト(5,000円)・スタンダード(15,000円)の3種。複数化する際は事前にコスト試算が必須
  • 複数化のメリット:チャット効率化・ブロック率低下・無料通数増加・コミュニケーション品質向上
  • 注意点:運用工数の増加・友だちの分散・プランによってはコスト増
  • 判断基準:担当者体制・コスト試算・配信内容の違いを整理してから実施
  • 代替サービス:オープンチャット・LINE WORKS

複数アカウントの運用は、正しく設計すれば顧客とのコミュニケーション品質と運用効率を同時に高めることができます。一方で、体制が整わないまま数を増やすと管理が破綻するリスクもあります。まずは目的・体制・コストを整理した上で判断することが重要です。

LINE公式アカウントの活用についてお悩みの方は、デジマールにお気軽にご相談ください。

 

👉 まずは無料相談はこちら

著者情報

細田 和宏
Kazuhiro Hosoda

細田 和宏

【代表取締役】

デジマール株式会社 代表取締役。広告運用・デジタルマーケティング業界歴17年。
大手プラットフォームをはじめ、BtoB・BtoC問わずEC・人材・不動産・SaaS・美容クリニック・教育・金融・アパレルなど幅広い業種で累計200社以上の集客・売上改善を支援。
Google 認定パートナー、Meta Business Partner所属。HubSpot・Looker Studio・CDPを活用したデータドリブンマーケティングの実践。
「マーケティングの未来を、つくる。」をテーマに、戦略立案から現場実行まで一気通貫で担う。デジマール公式メディア「シラバス」の監修責任者。

LinkedIn
X(旧Twitter)