自動入札タイプの追加と設定変更
概要
Yahoo!広告から、検索広告にある自動入札機能について新しく機能追加と設定変更がされました!
参照: https://promotionalads.yahoo.co.jp/support/release/864213.html
具体的には、自動入札タイプに以下の2つの種類が追加と変更されました。
- ページ最上部掲載
- 広告対費用効果の目標値の設定条件の変更
※ 2021年4月7日から実施されます。
ページ最上部掲載
はじめに、「ページ最上部掲載」です。これは、検索結果の最上部に一定の割合で広告が表示されるように入札価格が調節される自動入札機能です。
ここで、注意です。「最上部」と書かれていますが、最上部でなくても可能です。つまり、最上部、上部、任意の場所から選ぶことが出来ます。
つまり、一定の割合で広告を表示させる切り口がより多くなったのです。
広告費用対効果の目標値の設定条件の変更
そして、「広告費用対効果の目標値の設定条件の変更」についてです。ここではコンバージョンに関する条件が変更になります。
こちらが従来の設定条件になります。
「広告費用対効果の目標値」の設定条件
「広告費用対効果の目標値」を設定するには、以下の条件をすべて満たす必要があります。1つでも満たしていない条件がある場合、キャンペーン一覧画面の表示項目「コンバージョン自動入札設定可否」に「設定不可」と表示され、そのキャンペーンでは「広告費用対効果の目標値」を設定できません。
- キャンペーンの入札方法が「個別クリック単価」「個別クリック単価(拡張クリック単価)」のいずれかとなっている(キャンペーンに自動入札設定をつけていない)
キャンペーンにおける入札方法の設定について- キャンペーンの配信設定がオンになっている
キャンペーンの配信設定(オン/オフ)の変更- (アプリダウンロードキャンペーンの場合)OSの設定がAndroidになっている
- 設定するキャンペーンにおいて、過去30日間にコンバージョン数が15件以上発生している
※過去30日間にコンバージョン数が50件以上発生しているキャンペーンへの設定を推奨します。また、少なくとも数日間、同様の割合でコンバージョンが発生している場合にも、自動入札の効果が期待できます。
コンバージョン測定の詳細は、以下のページを参照してください。
コンバージョン測定とは
上記の”4”をご覧ください。これまで広告費用対効果の目標値を設定する際に、そのキャンペーンで過去30日間にコンバージョン数が15件以上発生していないと設定時にエラーが出ていました。
例として、以下の写真では「設定条件を満たしていない場合、キャンペーンに対する入札方法の設定が完了しません。」と表示されています。
しかし、今回の変更で、その他の条件を満たせば、設定が可能になるようになりました。
注意となりますが、入札方法は「手動入札:個別クリック単価」が設定されます。さらに、この変更に伴って、「コンバージョン自動入札設定可否」の項目が削除されます。ご確認ください。
まとめ
このように、2021年4月7日にページ最上部掲載の追加と広告費用対効果の目標値の設定条件の変更の2点がされます。
広告費用対効果の目標値の設定条件の詳細については以下のリンクからご確認下さい。
https://ads-help.yahoo.co.jp/yahooads/ss/articledetail?lan=ja&aid=4916