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2021年5月31日に、Yahoo!広告のディスプレイ広告において年齢および性別のターゲティング仕様変更が実施されることが発表されました。

Yahoo!広告|ご利用中の広告主様へ|【ディスプレイ広告】年齢、および性別ターゲティングの仕様変更について

具体的な仕様変更としては「新形式の年齢ターゲティング区分」と「年齢、および性別の推定ユーザー設定機能の終了」の2点になります。

新形式の年齢ターゲティング区分に変更

年齢ターゲティングにおいて指定できる年齢が5歳間隔の年齢区分に変更されました。

以下のように、5歳間隔の年齢区分で選択できるようになります。


既存の年齢区分


新形式の年齢区分


※新形式では「13歳~14歳」の年齢区分は廃止されます。その為、15歳~19歳が最低の年齢範囲になります。

年齢、および性別の推定ユーザー設定機能の終了

そして、年齢および性別ターゲティングにおいて推定ユーザーを指定できる機能が終了されます。

例えば、


男性(推定)→男性

50歳~59歳(推定)→50~59歳


というように推定ユーザーが統合されます。

機能提供終了後にこの項目を指定すると、自動で「推定ユーザー」も含むターゲットに対してターゲティングが行われるようになります。

言い換えると、推定ユーザーに配信されることが標準になるということです。

実施日

2021年6月9日

新形式の年齢区分を提供開始。

※既存の広告グループには新形式、旧形式のどちらの年齢区分も利用可能。しかし、新規の広告グループ作成では新形式のみの設定が可能になります。

2021年10月中

新形式のみの年齢区分の設定が可能になります。

まとめ

以上のような、年齢ターゲティング区分の変更と年齢、および性別の推定ユーザー設定機能の終了により、ターゲティングが大きく変わりました。

6月9日から、新広告グループには適応されるので、この機会に推定ユーザーを含むターゲティングを見直してみましょう。

著者情報

松葉 駿平
Shunpei Matsuba

松葉 駿平

【執行役員】

デジマール株式会社に新卒入社。リスティング広告、SNS広告、各種DSP、EC広告(Amazon・楽天)と、BtoC・BtoBともに幅広い広告媒体の運用経験あり。LINE公式アカウント、HubspotといったCRMの構築・運営にも携わり、集客からロイヤル顧客化まで一気通貫で対応可能。趣味は茶道と料理。