2021年6月16日に、Yahoo!広告において検索広告の一部で配信設定に関する機能追加が実施されました。
こちらは自動運用ルールに関する機能追加になります。
自動運用ルールの詳細についてはこちらからご確認下さい。
今回追加された自動運用ルールの機能
運用目的である「効果の高い検索クエリーのキーワード追加」にて、キーワードを追加する際の配信設定をオンとオフで指定することが可能になりました。
配信設定をオフに選択した状態で、効果の高い検索クエリーのキーワード追加が自動で行われると配信ステータスが「オフ」で追加されます。
以下のように、「効果の高い検索クエリーのキーワード追加」をクリックする際に表示されるようになります。
補足:自動運用ルールの「目的」一覧
自動運用ルールによって、運用内容に合わせて目的を決め、どの条件で変更を自動で行うかということが可能になっています。
自動運用ルールの目的として、こちらの6種類の中から選ぶことが出来ます。
①効果の低いキーワードの配信停止・対象外キーワードへの追加
・効果の低いキーワードの配信停止や、対象外キーワードを行うことでクリック単価の改善につながります。
②効果の低い検索クエリーの対象外キーワードへの追加
・完全一致、フレーズ一致、部分一致の条件から効果の低い検索クエリを対象外キーワードに設定することで、クリック単価の改善につながります。
③効果の高い検索クエリーのキーワード追加
・完全一致、フレーズ一致、部分一致の条件から効果の高い検索クエリーを自動で追加します。
④キャンペーン日額予算の変更
・キャンペーンの予算の引き下げ、引き上げ、任意の金額に変更を条件が揃ったときに行うことが出来ます。
⑤広告グループ入札価格の変更
・広告グループの予算の引き下げ、引き上げ、任意の金額に変更を条件が揃ったときに行うことが出来ます。
⑥キーワードの入札価格変更
・キーワードの予算の引き下げ、引き上げ、任意の金額に変更を条件が揃ったときに行うことが出来ます。
まとめ
このように、自動運用ルールで「効果の高い検索クエリーのキーワード追加」にてキーワードを追加する際の配信設定をオンとオフで指定することが可能になりました。追加対象となったキーワードをご自身で確認のうえ配信をオンにするなど、柔軟な対応が可能になります。
こうして、今後自動化されていく広告運用では「どのような条件で自動化しているのか」という観点で広告運用の良し悪しが問われていくのでしょうか。