本記事はYahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)の動的ディスプレイ広告の概要になります。
2021年3月現在の情報になり、今後一部変更される可能性がありますのであらかじめご了承ください。
参照
Yahoo!広告|動的ディスプレイ広告のサイトリターゲティング設定
Yahoo!広告 動的ディスプレイ広告とは
ユーザーがアクセスしたページに基づいてパーソナライズされたクリエイティブを自動で生成し掲載する方式です。
掲載面やユーザーに合わせて最適な形で表示できるため、高い効果が期待できます。つまり、各ユーザーの関心に合わせてタイムリーな情報を訴求できる点がYahoo!動的ディスプレイ広告の強みです。それでは、この広告がどのようにして配信されるのかより具体的な仕組みを確認しましょう。
配信の仕組みと導入手順
初めに、サイトリターゲティングタグを広告主様サイト内に設置します。そこで、タグからユーザーの行動履歴を取得することが出来ます。
同時に、広告主様の商品情報を定期的に同期してもらい、広告を入稿します。
この2つの行動履歴と商品情報を用いてそれぞれのユーザーへおすすめの商品を決定していきます。
そして、データフィードを準備します。ここでは商品リストのことをデータフィードと呼んでいます。データフィードファイルを作成いただき、アップロードを行ってください。
このプロセスを経て、掲載開始へと至ります。
動的ディスプレイ広告の効果
まず、商品点数が少ない広告主様を例にして、ディスプレイ広告の効果を見ていきましょう。具体的には、商品点数が1点の不動産業界の広告主様としましょう。
- 視認性の高いフォーマットやユーザーの興味関心に沿った内容で訴求でき、通常のリターゲティングよりクリック率・コンバージョン率が高い。
- 同一商品でもそれぞれの訴求ポイントをアイテムとして、様々な広告フォーマットや複数訴求が可能になる。
商品点数が少ない場合のポイントとして、画像や文言を変えたクリエイティブを複数用意し、商品点数が多い時と同じ状況を作ります。この状況を作ることで、通常のリターゲティングに比べてCTRが約5倍、CVRは約9倍という事例もあります。
そして、取り扱い製品数が多く、商品ごとのクリエイティブ作成が難しい企業にも最適な広告です。
訪問ユーザーのウェブサイト内の行動履歴をもとに、ユーザーにパーソナライズされた広告を作ります。各ユーザーにあったクリエイティブが自動で作成されるため、取扱製品数が多くても対応することが出来ます。
各ユーザーに合わせたクリエイティブをタイムリーに配信して、高い広告効果が期待できることがこの広告の特徴です。
まとめ
このように、ユーザーが広告主様のウェブサイト上でアクセスした製品に基づいて、パーソナライズされたクリエイティブを自動で作成するのがYahoo!広告 動的ディスプレイ広告の特徴になります。
掲載面にあわせて最適な形で表示させ、動的なクリエイティブも可能となり、高いクリック率が期待できます。