Yahoo!広告とは?

松葉駿平

yahoo!広告とは?

ユーザーが知りたいことを検索する検索エンジンサイトには、たくさんのサイトがあります。その中でもyahoo!Japanは知名度が高く、たくさんのユーザーが利用している検索サイトです。yahoo!広告とは、その検索サイトの中に貼ることができる宣伝方法です。この検索エンジンには、検索タイプとディスプレイタイプという2種類の広告タイプがあります。

1つ目の検索広告は、検索エンジン内でユーザーがキーワード検索を行った場合、検索結果が表示されるスクリーンの中に表示されるものです。近年では、画像や動画など視覚的に訴えられるタイプの広告が主流となっていますが、このタイプはテキストのみでの広告となるのが特徴です。ちなみに、このタイプはリスティング広告と呼ばれることもあります。

この方法は、ユーザーがすでにキーワード検索をした後のページに、関連する商品やサービスが紹介されます。つまり、ユーザーの興味や関心にある程度マッチしたものが表示されるため、特定のユーザー層にアプローチしやすいというメリットがあります。ユーザーがリンクをクリックすると、その企業が紹介する商品やサービスのランディングページに飛ぶわけですが、企業側はユーザーのクリック数に応じてマーケティング費用を支払うことになります。このタイプは基本的に課金制で、毎月一定料金を支払うというわけではなく、クリックされるごとに費用が発生する仕組みとなっています。

2つ目は、ディスプレイ広告(YDN)と呼ばれるものです。YDNはテキストのみではなく、画像や動画を使っているのが特徴で、yahoo!ページ上に表示される特定の枠内に表示されます。このタイプは、どのユーザーにも同じような商品やサービスが紹介されるというわけではありません。ユーザーの興味や関心はもとより、年齢や性別、住んでいる場所などのデータに基づき、よりターゲット層を絞り込んだ表示となります。マーケティングにおいては、最初にターゲット層の年齢や性別、興味や関心などを絞り込む設定を行います。この設定した条件にマッチするようなユーザーを検索エンジンが抽出し、ページ内に表示されるという仕組みになっています。

YDNは、さらに予約型と運用型とに分類できます。予約型は視認性が高い枠への広告掲載ができ、表示回数が保証されているため、確実にユーザーの目に留まるという安心感があります。また、商品やサービスの知名度をアップしたい時には、ブランディングという点で大きなメリットが期待できます。一方で、予約型というのはユーザーに合わせて表示するというもので、ユーザーの検索状況によっては頻繁に掲載されることもあれば、まったく掲載されない可能性もあります。しかし、ユーザーの興味や関心にあった商品やサービスを掲載するため、クリック率が高くなることが期待できます。

掲載される場所は複数!だから幅広いユーザーへの露出が可能

yahoo!広告では、ユーザーがキーワード検索を行う際の検索エンジンのページだけにマーケティング用の枠が設置されているわけではありません。Yahoo!Japan系列のサイトやページはもちろんのこと、提携しているサイトでも商品やサービスを宣伝することができます。提携しているサイトはたくさんあり、テキストのみの宣伝ができるサイトと、画像や動画を貼れるサイトとでは、対象となるサイトが異なります。

テキストでもOK、画僧や動画もOKのサイトには、たくさんのユーザーが利用しているExciteやAmebaなどがあります。その他にも、インターネットプロバイダーとして人気のSo-netでも、テキストや画像、動画と宣伝素材の種類に限らず、商品やサービスを宣伝することが可能です。

動画や画像はNGだけれどテキストのみのリスティングはOKというサイトには、検索エンジン系ならBingがありますし、朝日新聞デジタルやFresh、VectorやMy Cloudなどがあります。インターネットプロバイダー系のサイトなら、@Niftyがあります。

画像や動画によるマーケティングができるサイトもたくさんあります。例えば、情報収集ができるサイトとして人気のAll Aboutを始め、地図で位置情報が分かるMapion、簡単に美味しい料理が作れるレシピを紹介しているCookpadや自動車についての情報収集ができるCarviewなどがあります。新聞系のサイトでは、朝日新聞は画像や動画の受付は行っていませんが、毎日新聞なら掲載が可能です。

パソコンサイトだけではなく、スマホサイトへの掲載もサイトによっては可能です。朝日新聞や毎日新聞、ExciteやAmeba、「教えて!Goo」や「みんカラ」など、たくさんのスマホサイトにも広告を掲載することができます。

yahoo!広告の特徴~Googleとはどう違うの?

検索エンジンには、yahoo!Japan以外にもGoogleなどたくさんのサイトがあります。これらはすべて、サイト内に広告を貼ることができるわけですが、サイトごとにたくさんの違いがあることはご存知ですか?yahoo!でマーケティングを行うなら、他のサイトとの違いを理解することで、より費用対効果をアップすることができるでしょう。

1つ目の違いは、ユーザー層があります。一般的に、yahoo!Japanを利用するユーザーは、スマホよりもパソコンを使うユーザーが多い傾向にあります。また、ユーザーの年齢層は比較的高く、40代から60代の中高年層が多いです。商品やサービスを宣伝する際には、この年齢層をターゲットにしたものを選ぶと成果を出しやすくなるでしょう。

2つ目は、掲載されるサイトが異なります。どちらも提携しているサイトやサービスが異なるため、宣伝したい商品やサービスを紹介してもらえるサイトも自然と異なります。例えば、動画サイトとして人気のYouTubeはGoogle系列のため、yahoo!広告の掲載はありません。しかし、ユーザー同士が意見交換をする知恵袋サイトはyahoo!系列なので、Google広告を配信している会社のものは掲載されません。

3つ目の違いは、キーワードのマッチングタイプが異なるという点です。Googleの場合には、キーワードに記号をつけることでフレーズ一致のマッチングを行います。それに対して、yahoo!では完全一致のマッチングとなっているため、語尾が異なるだけでもマッチング対象から外れるという特徴があります。

4つ目の違いは、どのような表示オプションを設定できるかという点です。YDNの場合にはクイックリンクオプションを始め、電話番号やチャット、カテゴリ補足でオプションを設定できますが、住所やレビューによるオプションは設定することができません。Googleの場合には住所やレビューでのオプション設定はできるものの、カテゴリやテキストによるオプション設定はできません。

5つ目の違いは、ターゲティングです。どちらも、男女で区別をつけたり、ユニセックスで性別に関係なくマーケティング展開することはできますが、YDNは幅広い年齢層を対象として、10代でも13歳から14歳、15歳から17歳、18歳から19歳と細かく区分しているのに対し、Googleでは10代の区分は18歳から24歳しかありません。そのため、10代を対象とした商品やサービスを宣伝するなら、YDNを使ったほうがターゲット層を絞り込みやすくなるでしょう。

yahoo!広告はどんな会社におすすめ?

Webマーケティングにはいろいろな種類があり、それぞれ特徴が異なります。検索エンジン系のマーケティングでも、yahoo!とGoogleとではたくさんの点が異なっています。多種多様なWebマーケティング媒体の中でも、どんな会社ならYDNを選ぶと良いのでしょうか?

1つ目は、Webマーケティングの予算が豊富な会社です。YDNではGoogle系のサイトやアプリではカバーできない部分でも商品やサービスを宣伝できるため、より多くのユーザーへマーケティングができます。少額予算で複数のサイトへ掲載する余裕がない場合には、YDNを最優先にして選ぶよりも、SNSを使ったマーケティングをしたり、ターゲット層を絞り込みやすいGoogleを利用するのが良いかもしれません。

2つ目は、既にGoogleでマーケティングをしていて、頭打ちになってきたと感じている会社です。YDNとGoogleとでは掲載できるサイトやサービスが異なるので、YDNを利用することによって、これまでは露出が少なかったユーザー層にも商品やサービスの存在を知ってもらうことができます。

3つ目は、取り扱っている商品やサービスが、10代の子供向けのものだったり、シニア層向けのものの場合です。YDNでは、未成年の年齢層および高齢者層でも、年齢を細かく区切ったマーケティングができます。年齢をピンポイントに狙った宣伝がしたい時には、YDNの方が費用対効果が高くなりそうです。

4つ目は、スマホユーザーよりもパソコンユーザーをターゲットにしている場合です。BtoBではなく、BtoCのマーケティングを展開したい会社にとっても、YDNでは高い満足度を得られるでしょう。

yahoo!広告の掲載にかかる料金は?

Webマーケティングでは、どんな媒体にどんなマーケティングをするかによって、かかる料金が大きく異なります。YDNの場合には、見積もりの段階で1クリックあたりどのぐらいの課金がされるかという点を計算してくれるため、マーケティングにどのぐらいの予算が必要かを把握しやすくなります。

YDNの見積もりサービスでは、マーケティング運用のプロが、サイト訪問につながりそうな検索キーワードのピックアップや、1クリックあたりにかかる料金の目安を計算してくれます。もちろん、このサービスを受けたからといって、必ずしもYDNを申し込まなければいけないということはありません。見積もりサービスは無料なので、Webマーケティングを検討している会社なら早い段階で見積もりを出してもらい、それを元に他のWebサービスと比較してはいかがでしょうか?

会社のWebマーケティングにおいては、最初にザックリとした予算があり、その予算内で可能なマーケティング方法を模索することが多いものです。YDNでも、会社の予算を考慮しながら見積もりを出してくれます。しかし、予算だけを優先してしまうと、せっかくWebマーケティングとしても成果に繋がらなかったり、費用対効果がイマイチな結果になったりしかねません。そのため、見積もりを出す際にはコンバージョンの目標を設定した上で、単価とコンバージョン数に基づいて予算を計算するのが理想的です。

YDNの見積もりに満足して契約する際には、料金は前払いでの支払いとなります。支払い方法はクレジットカードか銀行振り込みに対応しています。最初に一定額を支払い、そこからユーザーのクリック数に合わせて料金が徴収されるという仕組みになっています。最初に入金した金額以上に費用は掛からないので、安心です。また、後から請求書を見て驚く事態にもなりません。

yahoo!では、クリックあたりの単価によって掲載される広告の枠や位置、順序が異なります。掲載をしているうちに、もう少し単価を増やして掲載場所を良くしたいという場合には、途中でいつでも自由に単価を変更することができます。ユーザーからの反応を見ながら単価を調整できるので、無駄のないマーケティングができるのではないでしょうか。

その他にも、1日当たりの予算を設定したり、掲載期間を1日単位で設定したりできる点もまた、YDNの特徴です。マーケティング予算に合わせて掲載状況を管理できる他、予算に到達したら配信や掲載が自動的にストップする機能も付いているので安心です。Webマーケティングにおいては、ユーザーからの反応が予想以上によく、1日当たりの上限予算を越えてしまうケースが少なくありません。これは多くのユーザーに注目されているという点ではプラスですが、マーケティング予算が早く枯れてしまうという点ではマイナスです。Webマーケティングを運用する際には、そうした事態も想定した上でどのように管理するかを決めたいものです。

事業会社でSaaSのWebマーケティングに1年間携わったのち、デジマールに入社。Tableau勉強中。趣味は料理。

松葉駿平

事業会社でSaaSのWebマーケティングに1年間携わったのち、デジマールに入社。Tableau勉強中。趣味は料理。

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