2021年8月16日に、Yahoo!広告の検索広告において新しい自動入札タイプが提供開始されることが発表されました。

自動入札タイプの変更を必要としない設定が可能となり、よりシンプルな自動入札タイプに変更されます。

Yahoo広告の公式ページはこちらからご確認下さい。

Yahoo!広告リリースノート|【検索広告】新形式の自動入札タイプ提供開始について

概要

2021年9月8日に標準入札設定に新しい自動入札タイプが提供されるようになります。

これまでは広告掲載の目的を変更する際にはキャンペーンに設定している入札方法を変更する必要がありました。本アップデート以降は入札方法を変更せず、自動入札タイプのオプション設定での調整が可能となります。

今回追加される自動入札タイプの詳細

自動入札の標準入札設定がよりシンプルな自動入札タイプに変更されます。

以下のように、大きく3点が変更されました。

「コンバージョン単価の目標値」が「コンバージョン数の最大化」のオプション項目に変更。

「コンバージョン価値の最大化」の新設

「広告費用対効果の目標値」が「コンバージョン価値の最大化」のオプション項目に変更。

 

その為、今後は全体として以下の自動入札から設定できるようになります。

広告の目的 いままでの自動入札タイプ これからの自動入札タイプ
アクセス数を増加したい クリック数の最大化 クリック数の最大化
予算を最大限使いCVを増加したい コンバージョン数の最大化 コンバージョン数の最大化
コンバージョンの目標値
CVの件数を増やしたい 拡張クリック単価 拡張クリック単価
認知度を上げたい ページ最上部掲載 ページ最上部掲載
CVごとに異なる価値を踏まえ広告費用対効果を達成する 広告費用対効果の目標値 コンバージョン価値の最大化
オプション:広告費用対効果の目標値

提供スケジュール

2021年9月8日以降に自動入札を作成される場合は新しい自動入札タイプで作成することとなります。

また、9月8日以降では既存の自動作成タイプへ変更することが出来なくなります。既存の自動入札タイプの完全な提供終了はまだ確定していません。

まとめ

2021年の9月1日から標準入札設定に新しい自動入札タイプが提供されるようになります。

これによって、広告掲載の目的を変更した際でも入札方法を変更せずオプション設定での調整が可能となり、より柔軟なキャンペーン運用に対応するようになります。