Twitterのエンゲージメント率とは?

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Twitterのエンゲージメント率とは?
Twitterでは、投稿に対してユーザーはさまざまな反応ができます。投稿をクリックして商品やサービスのランディングページを訪問してくれることもあれば、リツイートしてくれることもあります。その他にも、返信数やフォロー数、そしていいね!の数によっても、どのぐらいユーザーから反応があったのかを予測できます。
これらのユーザーからの反応を数値化したものが、Twitterのエンゲージメント率です。
Twitterのエンゲージメント数は、上記のようなユーザーからの反応をインプレッション数で割って100を掛けるという計算で算出できます。エンゲージメント率が上がると、多くのユーザーに知ってもらえるだけでなく、話題になる可能性が高まるというメリットがあります。
他のSNSと比較すると、Twitterは特にトレンドに対して敏感です。話題になれば、トレンド欄に掲載され、さらに多くのユーザーへの露出が期待できるでしょう。リツイートされることによって拡散範囲が広がり、投稿してから短時間でも多くのユーザーに情報を伝えられるメリットも期待できます。
Twitterのエンゲージメント率の活用事例
企業によるTwitterのエンゲージメント率は、どのぐらいの数を目標にすれば良いのでしょうか?
既に大成功を収めている大企業のエンゲージメント率を見ると、ミネラルウォーターの販売で人気のクリスタルガイザーは、エンゲージメント率4.7%です。1回の投稿でもファン数が18万人と多く、高いエンゲージメント数を獲得していることが、この高いエンゲージメント率に繋がっています。
ファン数が国内最多で467万人のスターバックスコーヒーは、エンゲージメント率は0.13%程度です。ファン数は多いですが、エンゲージメント数が少なく、多くのユーザーはTwitterの投稿を見て実際に店舗へ足を運ぶためだと考えられます。
投稿数が多ければ、エンゲージメント数やエンゲージメント率は高くなる傾向にありますが、ファン数が多い場合には、必ずしもこれらの数字が高くなるというわけではありません。例えばMSN Japanでは、200回の投稿に対してエンゲージメント率は0.08%程度です。
まとめ
Twitterのエンゲージメント率は、話題性やトレンド性、市場拡散の可能性と大きく関係しています。
ファンの数だけでなく、投稿数やエンゲージメント数によってエンゲージメント率は異なります。そのため、数値を目安とするだけでなく、変動を観察してマーケティング戦略を立てると良いでしょう。