Twitter広告の広告フォーマット

松葉駿平

twitter広告の種類をまず確認しておく

インターネット上でのトピックはtwitterが発生源であるケースも多く、いかに大きな影響力を持っているかがうかがえます。個人の投稿が「バズる」などと言われて一気に拡大することもあるように、口コミで拡散しやすいメディアでもあります。そうなると、これをビジネスで活用すればマーケティングに役立てる事も可能です。そんなtwitterでのマーケティングで活用したいのがtwitter広告です。

このSNSを活用したマーケティングでは、公式アカウントを開設した上でスタッフが連日投稿する方法もあります。こちらもユーザーや顧客の情報源として非常に役立ちますが、加えて宣伝を出す事で、公式Webサイトや商品ページへの誘導に役立てる事ができます。投稿するアプローチではもともと自社の商品やサービスに興味を持っている人にダイレクトに情報を届ける事ができるのに対して、Twitter上に広告を出す場合には自社の事をよく知らない人に対してもアプローチできる事、広い範囲に拡散する事で知名度・ブランドイメージの構築、さらにはサイト訪問者のアクセス数アップなどに役立てる事ができます。両者のメリットをうまく使い分けながらマーケティングを行っていくと、このSNSの拡散性を活かす事ができるでしょう。

そんなTwitter広告は、いくつかの種類に分けられます。とくに代表的なのが「プロモツイート」と「twitterカード」です。まずどちらを利用するのか、自分たちにとってはどちらがよりメリットが大きいのかを確認しておきましょう。

「プロモツイート」は、さらに「プロモテキスト」「プロモイメージ・プロモgif」「プロモビデオ」などの種類に分ける事ができます。名前からも推測できるように、テキストのみでツイートするタイプ、画像つきでツイートするタイプ、そして動画付きでツイートするタイプです。

このプロモツイートの特徴は、通常の投稿のようにタイムラインに表示される形をとっている点です。投稿と区別するために宣伝である事が表示されますが、それ以外は通常の投稿とほとんど変わりなく、ユーザーはリツイートや返信、「いいね」などの反応をする事ができます。多くの目に触れやすく、また拡散しやすいタイプと言えるでしょう。

なお、タイムラインに表示されるだけでなく、アカウントのプロフィールや公式twitterクライアント、後述するプロモトレンドの検索結果などにも表示されます。

プロモツイートと併せて覚えておきたいのが「プロモアカウント」です。こちらはよりアプローチする対象を絞った上で宣伝する事を目的としたもので、ユーサーの興味・関心に合わせて、または特定のアカウントに絞った上て宣伝を表示する事ができるのです。ターゲティングを重視した上でマーケティングを行っていきたい時に適しているでしょう。

それから、先ほど少し触れた「プロモトレンド」は、ユーザーのタイムラインの上部やユーザーのプロフィールページ、トレンドトピックの最上部などに表示されるもので、非常に目立つ位置で宣伝できるのが特徴です。ただ、この方法は一日買い切り型で、しかも数百万円単位の費用が必要とされる事もあるなど、ちょっとハードルが高いタイプと言えます。とにかく目立つ位置で宣伝できるので、非常に高いマーケティング効果が期待できるのは間違いないでしょう。実際に利用しようと思っても、予約が埋まっていて数カ月待ちの状態と言われるほど、多くの企業や店舗から利用されています。

これら「プロモ~」と名付けられた広告に対して、もう一つの種類となるのが「twitterカード」です。こちらは「Webサイトカード」「アプリカード」「ダイレクトメッセージカード」「カンバセーショナルカード」などの種類が用意されています。

グリーティングカードなどのように、投稿を目立つように設定できるのが大きな特徴です。基本的には投稿にリンクしたサイトに誘導するために使用されますが、そのリンク先のページの画像がカードのような形で表示されるのです。

通常の投稿にリンクを貼り付けた場合には、投稿画面上にリンク先のURLが文字だけで表示されます。これでは訴求力に欠ける面もありますから、このtwitterカードの機能を利用する事で、見た目のインパクトを高める事ができます。

さらにカードは4種類あり、その中から選んで利用する事になります。「Summary card」「Summary card with Large image」、アプリケーションを配布するように用意された「App Card」、動画サイトへのアクセスを促す場合に用意された「Player Card」です。それぞれ見た目に大きな違いがあり、どんなサイトに誘導したいのかに合わせて選ぶ事になるでしょう。

とくに重要なのが、通常の「Summary card」と「with Large image」の選択です。名前からも容易に推測できますが、後者の方がより大きなイメージで表示されます。そうなるとこちらの方が目立ってアクセス効果が高まりそうな印象もありますが、必ずしもそうとは言えない面もあるようです。

イメージが大きいと確かにリンク先の内容がわかりやすくなりますが、一方でタイトルや本文に意識が向きにくい面もあります。キャッチーなタイトルで惹きつけた上でリンク先へのアクセスを目指したいなら、前者の方が向いている面もあるわけです。後者は、ユーザーが一つ一つの投稿にあまり目を向けずにイメージをスクロールしながら見ている場合などに、インパクトを与える事ができます。

あとは、リンク先のサムネイルのイメージとの相性も考慮した上で選ぶ事になりそうです。多く表示された方が映えるイメージもあれば、小さくても目を引くイメージもありますから、視認効果も意識した上で選びましょう。

ここで一つ注意しておきたいのが、カードを使う時には投稿にイメージを載せない事です。もしイメージを載せてしまうとそちらが表示されてしまい、リンク先のサムネイルは表示されなくなってしまうのです。これではせっかくTwitterカードを使うメリットがなくなってしまいます。

選んだカードが見栄えが良いものなのか、イメージと合っているのかを確認する事も可能です。「Card Vaildator」というページで記事のURLを入力するだけで、実際に投稿した時にはどのような表示されるのかをチェックできます。これでチェックした上で、最終的な判断を下すようにしましょう。

ブログでtwitterカードを使う時の設定方法

twitterカードを使用する場合には、headタグ内に指定されたコードを追加入力する必要があります。あらかじめ入力するコードと追加する位置を把握しておけばそれほど難しい事はありませんが、少しでも間違えると機能しなくなってしまう事もあるので、正しい方法をしっかり把握した上で設定していくようにしましょう。例えば、カードの種類を指定する場合、「summary」と「summary_large_image」を間違えずに入力するように気をつけましょう。

プロモツイートとtwitterカードの違いについて

そうなると、プロモツイートやtwitterカードのどちらを広告媒体として選ぶのかという問題が出てきます。当然、宣伝効果が高そうな方を選ぶ事になるわけですが、そのためにも違いを把握しておきましょう。

最大の違いは、画像の遷移先リンクを設定できるかどうかです。これまでtwitterカードについて触れてきましたが、こちらは遷移先のリンクを設定できるため、直接、商品購入ページやアプリケーションのダウンロードページに誘導することができます。だからこそリンク先の画面を表示するかどうか、どれだけのサイズで表示するかが大きなポイントとなってくるわけです。それに対して、プロモツイートの場合はその設定ができません。

一方、表示できる画像の枚数にも違いが見られます。プロモツイートの場合は最大で4枚まで投稿することができますが、twitterカードの場合は1枚のみです。「カード」という名前からも1枚のみなのは当然かも知れませんが、画像でアピールしたい場合にはプロモツイートのほうがより幅広い宣伝ができる事になります。

ですから、リンク先に誘導する事を目的にする場合にはtwitterカードを、印象的な画像で自社の名前や商品・サービスを覚えてもらいたい場合にはプロモツイートが向いていると言えそうです。自分たちがどちらの方向性でマーケティングを行っていきたいのか、よく検討した上で判断するようにしましょう。

広告ごとの入稿規定について~文字数や画像のサイズに注意!

オンライン上のマーケティングで注意したいのが入稿規定、とくに文字数や画像のサイズです。限られたサイズ、文字数の中で、いかにインパクトのある内容でアピールできるかが成否を分けるポイントになると言えるでしょう。Twitterの場合はスマホで見るユーザーが多いですから、画像の質などにも意識を向けたいところです。

テキストのみの場合、日本語の場合は140文字、アルファベットの場合は280文字までとなっています。プロモツイートをイメージつきでツイートする場合には、単独のイメージか複数のイメージかによって違いが出てきます。単一の場合は画像アスペクトがモバイル・デスクトップともに「16:9」、サイズはモバイルで「1200×675px以上」、デスクトップでは「横1200px以上」に設定されています。なお、形式はPNGか、JPEGです。

複数のイメージの場合には、アスペクトはデスクトップで「1:1」、モバイルの場合は枚数に応じてトリミングが行われます。サイズはモバイルで「1200×628px以上」、デスクトップは「横1200px」以上、形式はJPEG,PNGです。

もう一つ、アニメーションなどGIFを使用する場合には、アスペクト比率がモバイル・デスクトップともに「16:9」、画像サイズはモバイルが「1200×628px以上」、デスクトップが「横1200px以上」となります。

画像サイズに関してはあくまで「以上」となっており、これらの数字が下限となります。画像サイズが大きいとそれだけ解像度も高くなるため、拡大した時にクリアな画質で見やすくなります。もちろん、大きすぎると表示に時間がかかるといったデメリットも生じるので、あくまで常識の範囲内で決める事になるでしょう。実写かイラストかなど、使用するイメージによっても判断が変わってきます。GIFファイルによるアニメーションの場合、容量と長さも選択の際の大きなポイントなりそうです。あまりに長いアニメーションの場合は途中で飽きられてスルーされてしまう恐れがありますし、短い場合にはインパクトに欠けてしまう恐れも出てきます。当然、長いGIFファイルの方が容量が大きくなりますから、サイズだけでなく、容量と長さも適切なものを選ぶようにしたいものです。

プロモツイートに比べて、twitterカードの場合はサイズが少々小さめになります。「800×418px」または「800×800px」、よりコンパクトな範囲内でうまく収まるイメージを用意するようにしましょう。表示できるのは1枚のみですから、とくにイメージの選択が重要になってくるはずです。

動画を掲載する場合には、「推奨仕様」という名目で目安が決められています。必ずしもこの範囲に設定する必要はありませんが、基本的にはこの推奨をクリアする、あるいは範囲内に収まる動画を用意する事になります。

例えば、長さは15秒以上推奨で、最長が2分20秒です。通常のテレビCMサイズを目安にした上で、どれだけ長くするかがポイントになるでしょう。Twitterの特徴を考えると、あまり長いと途中でスルーされてしまうリスクも出てきます。

動画ファイルのサイズは1GB未満、動画サイズは「1200×1200px」、動画縦横比が「1:1」が推奨されています。なお、縦横比に関しては他の比率にした場合、タイムライン上でトリミングされてしまうので気をつけましょう。

作成の際の注意点

実際に広告を作成・配信する時には、いくつか注意しておきたい点もあります。まずターゲティングです。SNSを使ったマーケティングにおける生命線とも言える部分であり、Twitter広告でも細かなターゲティングが可能です。あまり広い範囲に配信しようとすると費用対効果が得られにくくなる一方、あまり絞りすぎるとリーチが少なくなってしまい、肝心の宣伝効果が得られにくくなります。あくまでバランスをとった上で、適切なターゲティングを心がけましょう。

また、オンラインマーケティグ、とりわけSNSのマーケティングは「生き物」な面があり、刻一刻とトレンドやユーザーの志向が変化していきます。その流れにうまく乗りつつ、宣伝効果を向上・維持できるか、費用対効果を高める事ができるか、日頃から改善・微調整を行っていく必要があります。チーム全体での情報の共有、配信計画書の作成などしかるべき環境を整えた上で、継続的なマーケティングを行っていくようにしましょう。時代の流れをうまく捉えつつ、綿密な計画のもとでターゲティングをし、しかるべき人のもとへ効果的に広告を届ける、この細かな作業を続けられる企業こそ、Twitter広告の勝者となる事ができるでしょう。

事業会社でSaaSのWebマーケティングに1年間携わったのち、デジマールに入社。TableauとIllustrator勉強中。趣味は料理。

松葉駿平

事業会社でSaaSのWebマーケティングに1年間携わったのち、デジマールに入社。TableauとIllustrator勉強中。趣味は料理。

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