LINE広告とは?

松葉駿平

そもそもline広告とは?

プライベートや仕事などでLINEを利用している人も多いでしょう。LINEを利用しているときにプロモーションを目にしたことはありませんか?このようなLINEに表示されるプロモのことをline広告と言います。line広告はLINE株式会社の提供する運用型広告のプラットフォームを指します。LINEの中でもタイムラインやニュースなどにプロモを掲載できるサービスのことです。

LINEは今では日本でもトップのユーザー数を誇ります。2019年時点で月間利用者数は8200万人を記録しています。これだけ多くのユーザーが目にしているので、宣伝効果も高く期待できます。他にもSNSとして、FacebookやTwitterなどを使って宣伝活動を行えます。しかし、これらと比較して、LINEの方がより広範囲のユーザーにアプローチできます。最適な配信方法をとれば、高い費用対効果が期待できます。

配信場所が10カ所ある

line広告の魅力として、実に10カ所の配信場所が設定されている点にも注目しましょう。まずはスマートチャンネルです。アプリのトークリストの上部に表示されます。アプリの中でもユーザーのアクティビティの最も高いところと言われています。大規模なプロモをかけようと思っているのであれば、活用するといいでしょう。

2つ目はニュースです。LINEニュースの中にプロモが表示されます。こちらもスマートチャンネル同様、アクティビティの高いコンテンツです。しかも、ニュースを閲覧する人はもともと購入意欲の高い傾向があると言われています。期間限定で販売する商品やキャンペーンを宣伝する際にはおすすめの配信場所です。

3つ目の配信場所として、タイムラインがあります。タイムライン投稿の中に掲載される形です。イメージ的には、FacebookやInstagramに掲載されるフィード広告に近いです。友達投稿の間にアップされる形になるので、一般的な投稿に近い感じのプロモ制作をすると、より高い宣伝効果が期待できます。

4つ目はLINEマンガです。LINEマンガとは、スマホ向けの電子コミックサービスのことです。LINEマンガは2013年からサービス開始されたのですが、2019年の時点で2300万ダウンロードを記録しています。若年層がユーザーの中心ですが、それ以外の年代にも幅広く浸透しつつあります。

5つ目はブログです。LINEでも2014年からブログサービスを提供しており、芸能人をはじめとして開設している人も少なくありません。こちらのブログにもプロモを掲載できます。ユーザー属性を見てみると、20~40代の女性が中心になっているようです。女性をターゲットした商品やサービスを宣伝したければ、有効活用してみるといいでしょう。

6つ目はウォレットです。ウォレットとは、多種多様な金融サービスを管理できるアイテムです。月間5400万を超えるユーザーが利用していると言われています。こちらも性別で見ると、やや女性のユーザーが多いようです。20代以上のユーザーが多いので、大人女子向けの商品やサービスをアピールするときに有効なツールです。

7つ目はLINEショッピングです。アプリ上から利用できるオンラインショッピングサービスのことです。取り扱っている商品も、ファッションや雑貨などいろいろなジャンルのアイテムが含まれています。このため、LINEの中でも人気のコンテンツの一種で、登録者数は3000万人を突破しています。20~40代の女性がメインになっているので、こちらをターゲットとしたプロモーション活動を検討しているのであればおすすめです。

8つ目の配信場所はLINEチラシです。こちらはデジタルチラシサービスで、特定のエリアのセールや特売情報を閲覧できます。こちらも利用者数が多く、月間のユーザーは5400万人を記録しています。店舗で販売している商品のプロモを行う際には有効と言えます。

9つ目はLINEポイントになります。LINEユーザーには知られていますが、友達追加したり動画視聴したりすると、ポイントが付与されます。LINEポイントを管理する画面があるのですが、こちらにアドを掲載できます。こちらは40~50代のような中高年層のユーザーが多く利用しています。

最後がLINE広告ネットワークです。LINEやその関連サービスの広告配信の他にも、アクティブユーザーに配信できるサービスのことです。ユーザー数が多いのと、幅広いジャンルのメディアをカバーしているのが強みです。多種多様なユーザーにアプローチしたい、大規模なキャンペーンを実施したいのであれば、活用したいメディアです。

line広告のメリット

line広告のメリットとして大きいのは、利用者数のボリュームです。国内のSNSを見ると、最も幅広いユーザーにアプローチしています。FacebookやTwitterではカバーしきれない層にもアプローチできるのが強みです。LINEの調査によると、LINE利用者の中で他のSNSを利用していない層がおよそ半分くらいいます。より広く宣伝をしていきたいと思っているのであれば、LINEを活用したほうがいいでしょう。

ただ単に数が多いだけでなく、幅広い層が利用しているのもおすすめの理由です。男女別で見ると、女性の方がやや多いですが、男性のユーザーも少なくありません。また、年代を見ると、ティーンエイジャーから50代以上のシニア層まで、幅広く利用していることがわかります。職業についても、会社員の他にも学生やパートタイマーなど、多種多様です。このため、自分たちが届けたいと思っているターゲットが見つかりやすいのも、宣伝効果が期待できるのもメリットです。

LINEを使ったプロモーションのメリットとして、多様なターゲティングした配信が可能な点も無視できません。ターゲットを指定した上で配信できるので、ピンポイントでPR活動できます。効率性の高い宣伝活動ができるわけです。設定項目を見ると、年齢や性別、地域、興味関心など幅広く指定できます。マーケティングをして適切にターゲティングすれば、高い費用対効果が期待できます。

上で紹介したように、多くの配信場所を用意しているのもメリットです。配信場所によって、いろいろなユーザーが活動しています。そのため、特定のターゲットにピンポイントで配信できますし、大規模なキャンペーンを展開することも可能です。

LINEのプロモで見逃せない魅力として、競争率の低い点が挙げられます。少し前までは最低出稿金額が100万円だったり、出稿にあたっての審査が厳しかったりなどで、なかなか宣伝できない状態でした。これが最近になって、条件のハードルがだんだん下がってきています。ですから、誰もが利用しやすくなっています。しかも、このことはまだ広く知られていません。参入企業が少ないので、競合するリスクは低いです。先行者利益を受けるためには、早めの参入を検討したほうがいいでしょう。

LINEプロモのデメリット

line広告はメリットがある半面、デメリットもいくつかあります。まず問題なのは、拡散が期待できない点です。Twitterの場合はリツイート、Facebookなら「いいね!」があります。ここからどんどん情報が拡散して、相乗的な効果が期待できます。しかし、LINEにはこのような拡散手段がないのです。ですから、ブランド認知などについては、少し効率性の悪いところが見られます。ただし、この問題点は徐々に克服されつつあるのもまた事実です。ハッシュタグによるタイムライン投稿が可能になってきているので、この部分は改善されてきています。

LINEを使ったプロモで注意しなければならないのは、NG業種や商材が少なくない点です。甘くなりつつあるとは言え、やはりまだ審査基準は厳しいようです。自社商品やサービスが、もしかすると宣伝できない可能性もあります。具体的には、オークションやアフィリエイトサイト、ポイントサイト、エステ、産経用品などが、2020年時点でNGになっています。自分たちのジャンルが引っ掛かってこないか、前もって確認しておいた方がいいでしょう。

審査が厳しいことに関係するのですが、出稿までに時間がかかってしまうのもデメリットの一つです。LINEでは、アカウント開始とクリエイティブの2段階の審査をクリアしなければなりません。審査クリアして出稿できるまでに、少なくとも数日はかかってしまいます。期間限定のキャンペーンの宣伝をしたければ、審査期間も逆算して制作を進めていった方がいいでしょう。

LINEのプロモは、入稿が複雑なところもデメリットの一つです。GoogleやFacebookのそれと比較しても、管理画面の操作がけっこう複雑です。ですから、工数に時間がかかると思っておきましょう。自分たちで賄うのが難しければ、外注を利用するのも一考です。

料金システムについて

LINEでプロモを進めるにあたって、気になるのが料金でしょう。LINEの料金システムを見てみると、主に3つの体系が用意されています。まずはクリック課金制です。これは文字通り、自分のバナーなどにクリックされるたびに料金の発生するシステムです。ですから、ただ単に画面に表示されるだけでは費用は掛かりません。コスパでテレビのCMやチラシなどと比較すると、かなり優秀です。ただし、自分たちがターゲットにしているユーザーではない人がクリックしてしまっても課金されます。ターゲットがピンポイントでクリックしてくれるような、適切なメッセージやデザインにする必要があります。

2つ目の方法はインプレッション課金制です。インプレッション課金制は、画面に表示された段階で課金されるシステムです。ただし、1回あたりいくらという手法ではありません。LINEの場合、回数が1000回発生するたびに料金が発生します。もし自分たちのブランドや商品の認知拡大やターゲットにリーチすることを目的でプロモを打つのなら、おすすめの手法です。こちらの手法は、ユーザーが何度クリックしても費用は変わりません。画面に表示された段階で、たとえユーザーがクリックしなくても料金が発生します。こちらの料金制でプロモを打つ場合、いかにユーザーの興味を引くクリエイティブができるかがポイントです。

最後の方法が、友達追加課金型です。こちらはユーザーがプロモを通じて公式アカウントの友達を獲得したときに料金が発生するシステムです。友達追加するユーザーは、他と比較して関心度が高いです。このため、費用対効果で見るとかなり優れています。定期的にキャンペーンを行い、リピーターを獲得するためにプロモを出すときには最適と言えます。

こまめに情報をチェックすること

line広告を見てみると、新機能が続々と追加される傾向が見られます。メディアの資料は四半期ごとに公開されています。その資料を見てみると、たびたび「NEW!」の文字が入っています。つまり、どんどん新機能が追加されていたり、既存の機能も見直されたりしています。また、アップデートも頻繁に行われています。広告配信プラットフォームとしてどんどん洗練されているのです。自分たちのプロモで活用できるものはないか、こまめに媒体資料をチェックしておいた方がいいでしょう。

実際、LINEの機能を見てみると、「Cost Per Friends」や「デモグラフィックデータ配信」などの配信機能も搭載されています。このような機能を駆使すれば、目的を着実に達成できるでしょう。逆に言えば、LINEでプロモーションする場合には、自社や商品のブランド向上、集客、友達追加など、いろいろな目的の中からどれを重視するか、明確に決めておくことが求められます。

まとめ

line広告はLINEのユーザーが多い割には、まだあまり浸透していない手法です。言い換えればライバルが少ないので、より大きな宣伝効果が見込めます。いろいろな配信場所も用意されていますし、ユーザー数も多いので、しっかりした戦略を練れば効果的に宣伝できます。ただし、複雑な工程が必要なので、専門的な知識やスキルがないと難しいかもしれません。その場合にはアウトソーシングして、即戦力に依頼するのも一考です。(2021年現在)

事業会社でSaaSのWebマーケティングに1年間携わったのち、デジマールに入社。TableauとIllustrator勉強中。趣味は料理。

松葉駿平

事業会社でSaaSのWebマーケティングに1年間携わったのち、デジマールに入社。TableauとIllustrator勉強中。趣味は料理。

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