HubSpotは簡単操作がメリット!機能ごとの使い方を解説!

松葉駿平

HubSpotの主な機能

HubSpotはマーケティングの中でも、インバウンド型の戦略を支援するためのツールです。つまり、ホームページやSNS、ブログといった情報発信メディアを通じて、見込み顧客から自社を発見してもらうというスタイルの活動を強化することができます。そのため、サイトの制作や運用、SNSとの連携、Eメールやチャットなどの運用を効率よく行うための機能が備わっています。一からこうしたシステムを簡単に構築することもできますし、それぞれのメディアを連携させて運用できる簡便さもあります。

特に、HubSpotでは顧客管理機能を中心としたシステムを作っています。自社サイトを通してコンタクトを取った見込み顧客などをリスト化して、顧客情報をデータベースに蓄積していけます。そこから、チャットや問い合わせフォーム、カスタマーサポートなどのケアを連動させられるのが大きなメリットとなっています。すべてのメディアと顧客管理リストを関連付けられるので無駄がなく、より質の高いマーケティングができることになります。

また、無料のCRMとその他の基本的な無料機能と共に、有償の種類が異なるサービスを提供しています。企業が必要な機能だけを選んで、低コストで利用できるのが強みです。実際に利用する時もたくさんの機能を覚える必要はなく、本当に使うものだけを習得すれば良いことになります。ここでは、HubSpotの主要な機能で利用されることが多いものについて、使い方を見ましょう。

HubSpotの始め方

HubSpotは、前述の通り、無料のCRMが核となっていますので、どの機能を使うとしても、まずはCRMを導入して基本的な設定を済ませておく必要があります。いくつかの導入の方法がありますが、最もシンプルで始めやすいのは、無料版をダウンロードすることです。ホームページの申し込みフォームに、担当者の名前やメールアドレス、会社名などを入力して送信します。すると、アカウントが生成されます。少ししてから本申し込み用のメールが送信され、ログインすることができるようになります。

基本となるCRMの使い方

自社アカウントを使ってログインしたら、まずはコンタクトを作りましょう。管理画面の上部に「コンタクト」というメニューがありますので、そこから新規作成を選んで、それぞれの見込み顧客の情報を入力していきます。

すでに顧客リストを別のソフトで管理している場合は、CSVやExcelファイルなどを使ってインポートできるようになっています。やはり「コンタクト」メニューを開くと、中に「インポート」ボタンがありますので、そこからガイドを見ながら、対象となるファイルを選択して開きます。多くの場合、元々の顧客リストとHubSpotのリストの体裁が異なりますので、行や列を編集してどのデータが名前や電話番号なのか、といった修正をしていきます。

こうした操作も、HubSpotのガイドで分かりやすく説明されていますので、確認しながら進めると間違いがありません。最終的にインポート作業をすれば完了し、このシステムに適合した形でデータが表示されます。

それぞれのコンタクトは、どんなアプローチをしたかによって、アクティビティーが記録されていくことになります。各コンタクトを開くと、下の方にタスクを保存したり、そのままチャットやメールを開始したりするアイコンが出てきます。CRMから保存、もしくは新規作成した設定はすべてこのアクティビティーに反映されますので、内容をチェックしてみると良いでしょう。

また、個人のコンタクトは、別に設定されている会社や取引と連携させることができます。コンタクトカードの右側には紐付けられるいくつかの要素が表示されますので、そこを選択すると連動させることができます。この紐付けをすることで、一つの取引に複数の会社や個人担当者が関係する場合などで、取引カードを見るだけですべての関係者を確認できるようになり、便利です。

このように、HubSpotを始めるに当たっては、顧客管理リストとなるコンタクトを作って、関連する他の情報と関連付けることから始めます。こうして、チャットやカスタマーサポートなどの全ての機能と顧客リストを連動させられるようになります。

全体としては、HubSpotは直感的な操作ができるように工夫されています。行いたい操作がある場合、そのメニューをクリックすると、設定すべき項目が順を追って表示されてきますので、初めて新しい設定をする時もスムーズに進められます。また、コンタクトカードにも出てくるように、特定のメニューの中に、行える設定や関連機能が表示されますので、そこから選べば簡単にいろいろなアクションを起こせます。とても使いやすく、シンプルなものとなっているのがメリットです。

CMSでコンテンツを制作

HubSpotには、ブログやホームページを作るためのCMS機能も備わっています。コンテンツを作るためのCMSとしてはWordpressを使っている企業が多いですが、HubSpotも非常に使いやすく、誰でも気軽にサイトを構築できる機能を持っています。

特にビジネス目的でのコンテンツ作成をするためのツールとして優秀で、充実した内容のサイトを作れます。テンプレートのバリエーションもかなり豊富で、ビジネス用途に絞ったデザイン性に優れたものが揃っています。そのため、シンプルな使い方ができます。CMSツールを起動したら、テンプレートをコンテンツの目的に合わせて選びます。そこに、自分たちで作る文章や写真などをアップして加えていけば、美しく機能的なサイトが出来上がります。こうしたコンテンツの編集が楽にでき、ほとんどの操作をドラッグアンドドロップで行えます。使い勝手はWordとかなり似ているので、ビジネス文書を作れる人であればすぐに覚えられます。

HubSpotはインバウンドマーケティングのための総合ツールという特徴を持っています。そのため、CMSで作ったブログやサイトに、チャットやSNSを関連付けるのがとても簡単です。使い方としては、CMS管理画面にあるメディア編集のボタンをクリックして、すでに開設しているSNSなどと連携させるだけです。

また、問い合わせフォームの開設もしやすいです。やはり、管理画面のメニューから機能の追加を選んで、フォームの追加を選択した後、挿入する文などを入力すればアップできます。細かな機能を加えたい時は、後述するフォーム用のツールを使えば、さらに高度な使い方ができます。

チャットを使う

自社サイトを訪問してくれたユーザーを対象として、チャットを開設することができます。ページの中にチャットボックスを設置して、その場で質問に答えたり、予約を受け付けたりできるようになります。

この使い方もとても簡単です。無料のCRMツールにもこの機能が含まれていて、「チャットをセットアップする」というメニューから始められます。チャットの書式設定として、ボックスの色や大きさを選択し、テンプレートの中からデザインを選びます。説明文を入れると同時に、受付対応が可能な時間帯を決めるなどの接続設定をします。その後、ページとの紐付けを行い、プレビューを確認したら「コールをインストール」するボタンをクリックすれば、すぐに利用を始められます。

フォームを作り運用する

ウェブサイトの中に問い合わせフォームを置きたいという要望に応えてくるのも、HubSpotの良いところです。無料のCRMツールの中にもこのフォーム作成機能が備わっていますので、管理画面から開きます。「マーケティング/リードの獲得/フォーム」というメニューから作成できます。埋め込みタイプのものとポップアップタイプのフォームがありますので、好みのものを選びます。いくつかのテンプレートが用意されていますので、デザインや入力項目の多さなどを考えて決めます。左側にあるメニューで質問したい項目を入力し、選択していくと、右側の欄に仕上がりイメージが表示されますので、実際の形を見ながら作れるのがメリットです。

こうして埋め込んだフォームから送信されるデータは、システムの中で確認し、データベース化することができます。メールアドレスを収集する形でフォームを作っているのであれば、自動的にコンタクトに蓄積することも可能です。

メールマーケティングを始める

CRMに蓄積された顧客の情報、たとえば購買履歴や属性、住んでいるエリアなどに応じて、Eメールを送信する機能も備わっています。たとえば、特定のサービスを利用した人や問い合わせフォームで入力した人に、何日後にメールを送るかなどの配信機能を組み込めます。

メールの中身を簡単に作れるのもメリットです。メールメニューの新規作成からスタートして、いくつも用意されているテンプレートを選びます。その後、アイコンやプログラムなどをドラッグアンドドロップで入れ込んでいきます。文章を適宜入力し、送信先をリストの中などから選べば配信がスタートします。

同じメールメニューには、解析ツールの機能も設定されています。たとえば、開封率やメール内のリンクのクリック率の分析ができるようになっています。Eメールの管理画面の右上にある「分析」というボタンをクリックすれば、すぐに今までの配信メールのデータが表示されます。欲しいデータだけに絞り込みたいのであれば、「アクション」というメニューをクリックして、表示データの種類を選択できます。

SNSとの連携

ブログやサイトとSNSの連携をするのにもとても便利な機能があります。たとえば、ブログをアップするごとに、自動的にTwitterでメッセージを発信してくれるなどの設定ができます。

他にも、顧客リストにあるユーザーが自社サービスについてツイートすると、それを自動的にチェックして通知してくれるという機能もあります。すぐにリツイートをして関係性を保つこともでき、マーケティングの強い味方となります。

使い方はセールスツールの中の「ソーシャル」という項目から設定していきます。新たにSNSを紐付ける場合は、「アカウントを接続」というボタンをクリックして、SNSのタイプやログインデータを入力するだけです。それぞれのSNSアカウントに応じて、時間帯ごとの公開設定などができます。レスポンスの内容もチェックできますし、そこからアクションを取ることもできます。

レポート機能もあって、管理画面で「いいね」クリック数やコメント数などのデータをまとめて確認できます。アカウントごとに統計を取ることも可能ですし、全体の動きをレポートとして見ることもできます。

SEO対策を強化する

特に専用のSEO対策ツールを導入しなくても、HubSpotで施策を導入できる機能があります。HubSpotではトピックスクラスターという考えを基に、SEO対策をするのが特徴的です。サイトの中で取り上げている特定のトピックスについて、関連のある他のページやブログをグループ化して、SEOに強いサイトを作れるようにしています。

使い方としては、マーケティングツールの中の「トピック」というところから、メインとなるトピックを選んでページを作成します。そこから関連させてサブトピックを作成していく作業をしていきます。この管理画面では、メイントピックスやサブトピックワードなどをリストにして確認できますので、それぞれの関係性を一目で理解できます。

HubSpotの自動化機能を上手に使う

HubSpotは業務を自動化できる便利な機能があります。たとえば、顧客リストのステータスが「購買」になったら、自動的に案内メールを送信するといった使い方ができます。

この自動化のためには、アカウントメニューにある「ワークフロー」という機能を選びます。ここにもテンプレートが用意されていますので、そこからニーズに合ったものをチェックします。どんな条件で自動化したいのかは、右側のリストにステータスなどが表示されますので、そこから選びます。その後、そのステータスに合わせてどんなアクションを取るかを決めて、その日時などを設定します。基本的にはこれで自動化は設定が完了するので、とても簡単に便利な機能を使い始められます。

事業会社でSaaSのWebマーケティングに1年間携わったのち、デジマールに入社。TableauとIllustrator勉強中。趣味は料理。

松葉駿平

事業会社でSaaSのWebマーケティングに1年間携わったのち、デジマールに入社。TableauとIllustrator勉強中。趣味は料理。

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