アナリティクスコンバージョン設定とは?

1.アナリティクスコンバージョン設定とは?

Webマーケティングにおいてはいかにコンバージョンを達成するか、つまりWebサイトの運営者があらかじめ設定しておいた成果・結果を得られるかどうかが重要なポイントとなってきます。

このコンバージョンとはもともと「comversion(転換)」を意味する言葉、つまりマーケティングに費やした努力やコストを成果の形に転換できたかどうかを問う意味になります。

Googleアナリティクスではこのコンバージョンを設定したうえで情報を収集・分析しよりよいサイト作り、マーケティングに役立てていくことができます。

コンバージョンとは?

先述したようにコンバージョンとは「成果が得られるかどうか」を問う概念です。例えばネットショップの場合、いくらアクセス数が多くてもそれが売上に結び付かなければ意味がありません。一方イベントの宣伝を目的としたサイトではアクセス数をいかに伸ばすことができるかが最大のポイントとなるでしょう。

またアクセス数も単に多ければよいわけではなく、ターゲットの顧客層のアクセスを増やせるかどうかも大きな意味を持ってきます。10代をターゲットにしたサイトに30代以上の層が「たまたま」アクセスしているような状況ではアクセス数がそのまま成果に結びつかない恐れが出てくるわけです。

ですからコンバージョンはサイト運営者や業種によってそれぞれ異なってきます。アクセス数を最大の目標に設定したうえで成果を目指すサイトもあれば、ビジネスの成約という目に見える形での目標を設定するサイトもあるでしょう。あくまで自分たちにとっての最優先の目標を設定し、それを達成するためのサイト作りが求められるわけです。

ですからGoogleアナリティクスをWebマーケティングに役立てる場合でも自分たちなりのコンバージョン設定を行ったうえでの情報収集・分析が必要になってくるわけです。

2.アナリティクスコンバージョン設定の目的

このように最大の目的はWebマーケティングを円滑に行っていく環境づくりにありますが、そのためもユーザーの動向を細かく分類しつつ情報を分析していく必要があります。

例えば自社サイトのサービスや商品を購入する気があるメインターゲット層の獲得を目的にするのかといったことや、まずはサイトや商品・サービス・会社名を知ってもらうことを目的にするのかといったことです。

前者は「直接コンバージョン」、後者は「間接コンバージョン」と呼ばれることもありますが、どちらを目的にするのかをまず自分たちで明確にしておく。そうすることでユーザーのターゲットをより絞ったサイト運営を行いやすくなります。これも無視できないアナリティクスコンバージョン設定の目的と言えるでしょう。

有力な顧客層の獲得と知名度アップの両方を追い求めてしまうと「二兎を追う者は一兎をも得ず」の結果になってしまい恐れもあるので気を付けたいところです。

3.アナリティクスコンバージョンの設定方法

設定するのはまず左下の歯車マークをクリックして管理ページを表示します。この画面の右側に「目標」という欄がありますからそれをクリックしましょう。

ここで具体的な目標設定を行っていくことになりますが、一般的なコンバージョンの項目が用意された「テンプレート」と、自分で設定できる「カスタム」の2種類のうちいずれかを選びます。

それから大事なのが「目標の説明」の設定です。「目標URL」「訪問の滞在時間」「ページレビュー数/スクリーンビュー数」「イベント」の4項目がありますから、目的に合った者を選択したうえで具体的な達成目標を記入していきましょう。

なお、ECサイトを運営している場合にはeコマースの機能を利用してWebサイトでの購入行動を分析することもできます。具体的な収益や購入数なども把握したうえで目標設定したい場合にはこれも利用してみましょう。

4.アナリティクスコンバージョンの注意点

細かな設定でさまざまな情報を入手できるうえに分析も可能なGoogleアナリティクス。ただ便利な一方で適切な使い方をしないと膨大な情報に溺れるばかりで思うように使いこなせない問題も出てきます。

アナリティクスコンバージョンの注意点もまさにここにあります。自分たちのビジネスに直結するような目標をきちんと設定しておかないと見当違いの情報ばかりがあふれかえることになり、手間ばかりがかかってせっかくの情報・分析を成果に結びつけるのが難しくなってしまうのです。

また、あまりに高すぎる目標を設定してしまうとどの情報を活用して分析すれば成果が得られるのかわかりづらくなってしまう面もあります。日ごろの対策が目標の達成に役立っているという実感を味わえる範囲内で目標を設定する、高望みしすぎたと思ったら目標削除を行い改めて検討しなおすといった柔軟な運用も欠かせないでしょう。

もうひとつ、PDFファイルのダウンロードなどGoogleアナリティクスでは計測できないアクセスもあります。これらも含めないとどこからユーザーが来たのかなど正確な分析がしづらくなり、目標の設定がしにくくなってしまう面もあります。必要に応じてこうした計測されないデータもチェックできるイベントトラッキングの機能なども取り入れながら行うようにするとよいでしょう。


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