【まとめ】Google広告のキーワードのマッチタイプとは

Google広告では、広告主が登録している語句のことを、検索キーワード、ユーザーが検索エンジンに入力した語句を検索クエリと呼びます。一般的に、クエリ(query)はデータベースへの問い合わせのことを言います。

Googleの検索エンジンにおける検索クエリは、データベースに対して、「この語句と一致する、あるいは親和性の高いキーワードを登録しているアカウントの広告やサイトを検索結果として返してください」という問い合わせと解釈することができます。

「検索語句と一致する、あるいは親和性の高いキーワード」は、広告主が設定するマッチタイプによって決まります。「クエリとキーワードが完全に一致するときにしか広告を入札しない」という設定や、「クエリとキーワードに関連性があれば入札する」という設定に、記号一つで変更することができます。

今回は基本的なマッチタイプの情報から設定方法、判断方法まで幅広く見ていきます。
 
 
※本記事は、Googleパートナー・Yahoo!認定パートナーである、デジマール株式会社が執筆・監修しています。
 

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1. キーワードのマッチタイプとは

マッチタイプについて、Google広告のヘルプには、

「キーワードのマッチタイプは、Google 検索時にどのような検索語句で広告が表示されるかを左右する設定です。たとえば、『部分一致』を指定して広範に及ぶユーザーに広告を表示したり、『完全一致』を指定して広告の表示対象を絞り込んだりすることができます。」

と解説があります。

同じキーワードを登録したとしても、マッチタイプが違えば、表示回数は大きく変わるため、重要な設定といえます。

2.4種類のマッチタイプについて

マッチタイプには「部分一致」「絞り込み部分一致」「フレーズ一致」「完全一致」の4種類があります。タイプごとの概要と設定方法について見ていきます。

部分一致

デフォルトのマッチタイプです。キーワードに追加した語句だけでなく、類義語、誤字、表記のゆれ(例:「振り込み」と「振込」)、関連語句など、キーワードに関連するパターンに対して自動的に広告が表示されます。

また、ユーザーと関連性の高い広告を表示するために、ユーザーの最近の検索内容も考慮に入れられる場合があります。

部分一致キーワード: マッチする検索語句の例:
低炭水化物 ダイエット プラン ・炭水化物不使用 食品

・低炭水化物 ダイエット

・低カロリー レシピ

・地中海 ダイエット プラン

・炭水化物摂取制限 ダイエット プログラム

 
 
参考:Google広告ヘルプ|部分一致を使用する

絞り込み部分一致

絞り込み部分一致では、部分一致よりも細かいキーワードの調整が可能です。キーワードにプラス記号(+)を付けて登録します。登録したキーワードやその類似パターンが検索語句に含まれるときのみ広告が掲載対象となります。

たとえば、「+赤 +靴」というキーワードを登録した場合、「赤い靴 セール中」や「男性用の赤い靴」という検索語句とマッチしますが、「青い靴」や「赤いトレッキング シューズ」という検索語句とは一致しません。

絞り込み部分一致キーワード 広告が表示される可能性がある検索語句 広告が表示されない検索語句
+メンズ +シューズ ・セール中のメンズシューズ

・おしゃれな紳士靴

・男性用シューズ

・男性用の靴下と靴

・メンズソックス

・子供向けスニーカー

+芝 +刈り +サービス ・芝刈りサービス

・芝刈りと刈り込みサービス

・草刈りとガーデニング サービス

・草刈りサービスの料金

・ガーデニング サービス

・芝生エアレーション サービス

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参考:Google広告ヘルプ|絞り込み部分一致について

フレーズ一致

フレーズ一致では、指定したキーワードと完全に一致するフレーズや、その類似パターンの前後に他の語句が含まれるフレーズが検索された場合に広告が表示されます。キーワードを、“”で挟んで登録します。

フレーズ一致キーワード: マッチする検索語句の例: 広告が表示されない検索語句の例:
“テニス シューズ” ・赤 革 テニス シューズ

・セール テニス シューズ 購入

・赤い テニス シューズ

・テニスのシューズ

・テニス スニーカー 靴ひも

 
 
参考:Google広告ヘルプ|フレーズ一致について

完全一致

完全一致では、検索語句が指定したキーワードと完全に一致する、またはその類似パターンに該当する検索に対してのみ、広告が表示されます。キーワードを、[]で挟んで登録します。完全一致で登録したキーワードと同じ意味を持つ検索語句は、つづりや文法の違いがあっても類似パターンと見なされます。

完全一致キーワード 広告が表示される検索語句の例 広告が表示されない検索語句の例
[男性用の靴] ・靴 男性用

・男性用 靴

・男性用靴

・男性用の靴

・赤い靴 男性用

・購入 男性用靴

[オートバイ] ・バイク ・競技用 自動二輪
[無料素材 画像] ・フリー素材 画像 ・ストック画像

 
 
参考:Google広告ヘルプ|完全一致を使用する

3. マッチタイプの判断方法

広告運用では、実際どのマッチタイプを選択すべきか悩む場面が出てきます。ここではマッチタイプを選択する際に注意したい点、選択案について見ていきます。

ビッグワードを部分一致で設定すると危険

明確な定義はありませんが、「検索数が多く、競合も多いキーワード」をひとくくりにビッグキーワード、ビッグワードと呼ぶことができるでしょう。

広告費用は、一回当たりの入札価格×表示回数で求めることができます。ビッグワードは競合が多いために入札単価が高いだけでなく、検索数も多いので、必然的に広告費用が膨らみます。さらに部分一致で登録すると類義語にも広告表示されるようになるためさらに表示回数が増加します。

これらの状況を鑑みると、部分一致で登録するキーワードは、「広告費用をかけてでも入札していきたいビッグワード」、あるいは「検索回数は少ないが成果の高いキーワード」に限定する必要があります。

3語以上のキーワードは部分一致に設定する

前述した「検索回数は少ないが成果の高いキーワード」の例の一つに、3語以上のキーワードがあります。検索時のクエリ数が多くなるほどそのキーワードの検索回数は減っていきます。

もし完全一致で3語以上のキーワードを登録した場合、一つ一つのキーワードの検索数は多くても、その3語以上のキーワードの検索数は極端に落ち込むことが予想されます。3語以上のキーワードを部分一致で登録すると、広告表示機会が増えるため、検索全体の半数以上を占めるとも言われている、3語以上の検索クエリに対応しやすくなります。

2語のキーワードはメインキーワードを絞り込み部分一致に設定する

2語のキーワードは、絞り込み部分一致で登録することで効果の高い広告表示ができます。例えば、部分一致の「メンズ スニーカー」というキーワードを登録すると、男性用のスニーカー以外にも、男性の靴に関わる全てのクエリで広告表示される可能性があります。

一方「メンズ +スニーカー」でキーワードを登録すると、スニーカーの部分は固定されます。「メンズ」の部分のみ、男性用、紳士用といった関連語句に対応します。スニーカーを販売したい広告主の意図通りに広告表示をコントロールすることができます。このように絞り込み部分一致は、2語以上のキーワードで固定したいものがある場合に便利です。

4.まとめ

今回はGoogle広告のキーワードのマッチタイプについて解説しました。マッチタイプは記号一つで設定を変えることができますが、広告表示回数に大きな影響を与える要素でもあります。

広告の成果が伸び悩む、思ったような検索クエリに広告が表示されないといった問題がある場合は、広告の内容やターゲットに加えて、キーワードの見直し、中でもマッチタイプの見直しを試してみましょう。


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