キーワードの類似とは?Google広告の基礎知識

類似キーワードとは?
類似キーワードとはキーワードとして設定した語句と完全には一致しないが、類似しているキーワードのことです。例えば、引っ越しというキーワードを設定した場合、Googleが「引越し」「引越」などのワードも類似しているキーワードとして、自動的にターゲットに含めます。これは、完全一致においても適用されます。
Googleで公式に類似の例として挙げられているのは下記となります。
- 誤字脱字
- 単数形や複数形
- 語形の変化(例: 英語の「floor」と「flooring」)
- 略語
- アクセント付き記号の有無
また完全一致の場合は、語句の差異のみではなく、意味的に類似するものにも表示されます。
- 意味が同じで語順が異なる語句(例: [靴 男性用] と [男性用 靴])
- 機能語の追加と削除: 機能語とは助詞(例: 「から」、「の」)や接続詞(例: 「ための」、「しかし」)など、検索の意図に影響しない単語です。たとえば、[男性用の靴] というキーワードは、「の」という機能語がない [男性用靴] の類似パターンに該当します。
- 一部語句を省略した表現(たとえば [ステレオ用ヘッドセット] という完全一致キーワードを登録した場合、「ステレオ ヘッドセット」という検索でも、「用」が省略されているものと見なされ、広告が表示対象になります)
- 類義語や言い換え(たとえば [オートバイ] という完全一致キーワードを登録した場合、「バイク」という検索でも広告が表示対象になります)
- 検索意図が同じ語句(たとえば [無料素材 画像] という完全一致キーワードを登録した場合、「フリー素材 画像」という検索でも広告が表示対象になります)
そのため、好ましくない検索語句があった場合、除外設定を行いましょう。
除外キーワードの設定方法
1.検索語句を設定したいキャンペーンのキーワードページを開く。
2.検索語句タブをクリック。
ここで、望ましくない検索語句に広告表示されていないか確認します。もしそのような検索語句が見つかった場合は以下の手順に従います。