ABC分析とは?マーケティングの基礎知識

宮平凌和

ABC分析とは?

ABC分析とは、シンプルにABCといったクラスで商品の売上やコスト、広告成果などを分類して効率を分析する手法を指します。この分析方法のベースには、パレートの法則が関係しています。つまり、上位を占める少数のものが、全体の大部分の成果を占めるという考え方です。ABC分析では、対象となるものを順位付けしていき、分かりやすく「ABC・・」とクラスに分けます。これによって、上位の売れ筋商品を一目で把握できるようになります。そこから、マーケティングで注力すべき商品は何かを知り、時間や労力の振り向け方を考える手助けとすることができます。

また、ネット広告の戦略立てにも使うことができます。同じAd広告であっても、貼るバナーやリスティングテキストによって成果率が大きく変わってくるものです。そこで、ABC分析ではそれぞれの広告案件をクラス分けして、より効率が良いものにさらに単価を付けて出現頻度を上げます。効率が悪いものについては改善を図る努力をしてから、あまり成果が変わらないようであれば思い切って切ってしまいます。こうすることで、全体として無駄なものを省き利益率を向上させることができます。

ABC分析の活用事例

文具の小売りをする店舗では、非常にたくさんのアイテムを扱うため、マーケティングの際にどれに力を入れるかで迷ってしまいます。そこで、このABC分析を活用するという事例が多く見られます。一定期間の累積売上高をアイテムごとにデータ化します。その上で、上位の50%までをAクラスとして分類します。その下の40%までをBクラス、そして最後の10%をCクラスとします。そうしてみると、店舗が学生に利用されることが多いということもあって、シャープペンの売上がAクラスに常に入ってくることが分かりました。そこで、次のキャンペーンとして、機能やデザインごとにシャープペンを紹介するという特集を組むことにしました。これにより、重要度の高い商品に注力した宣伝活動ができるようになりました。

まとめ

ABC分析は、商品や広告媒体などをシンプルなABCというクラスに分けることで分析をするという手法です。比較的簡単な方法で分析ができて、どこに注力してマーケティングをしていけば良いかを把握しやすいのがメリットです。扱っている商品種類が多かったり、複数のメディアを使って宣伝をしている時などは、絞り込みをするのにとても有効な手段となります。

慶應義塾大学経済学部在籍。Webマーケティングのインターンを経て、デジマールに入社。I am grateful for all peole to whom I am related. I wouldn't be here were it not for them.

宮平凌和

慶應義塾大学経済学部在籍。Webマーケティングのインターンを経て、デジマールに入社。I am grateful for all peole to whom I am related. I wouldn't be here were it not for them.

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