SEOは検索の順位をあげること、と認識されています。ですから単に自サイトのページがターゲットワードで何番目だった、ということだけ注目されがちです。

もちろん管理職やデジタルマーケティングに直接携わる担当者でなければ、それでもいいでしょう。しかし実務に携わる方は、「検索結果ページにどう表示されるか」も気にかけておく必要があります。

Googleはスマホの検索結果ページに、ファビコンを表示するようになりました。

1 ファビコンの表示

スマホのGoogle検索結果ページは、現在下記のようになりました。

検索結果_スマホ

各検索結果のURL横に、ロゴマークのようなものが付いています。これがファビコンです。

同じ検索結果をパソコンで見ると、次のようになります。

検索結果_PC

パソコンではファビコンは表示されず、検索結果を構成する要素の位置関係も違っています。

【スマホ】

・ファビコン+ページURL

・ページタイトル

・スニペット(ページ内容)

【パソコン】

・ページタイトル

・ページURL

・スニペット(ページ内容)

なおファビコンがなかったりGoogleに認識されない場合は、地球儀マークが出るようです。Googleはこのファビコン表示を以前からテストしていて、今回本格的に採用、日本でも開始しました。ちなみに広告枠の表示も、次のようになっています。

広告枠表示

2 そもそもファビコンとは?

そもそもファビコンとは? ここで改めて、ファビコンとは何かを紹介しておきましょう。ファビコンはWebページを開いた際、ブラウザタブのページタイトル表示箇所、その最初の位置に掲載される小さなアイコンです。

ブラウザでページを閲覧する時、タブにタイトルがすべて表示はされません。ですからファビコンはそのWebページが何かが直観的にわかる、良い目印となります。

ブラウザにブックマークした際も、ファビコン+ページタイトルという形になりますね。これもブックマーク内を探す際に、わかりやすくなります。

ファビコンはこうした利便性の向上というだけでなく、ブランディング面でも効果的です。言ってみればブランディングの際のロゴマークのようなものですから、視覚的にアピールができ、印象に残りやすいのです。

私がファビコンを入れたサイトのディレクションを最初にしたのは、ずいぶん前です。その時は「ファビコンというものを入れるようになっているみたいだから」、というオマケのような扱いでした。それが定着していったわけですから、役に立つオマケと認識されているのでしょう。

3  この表示変更で変わること

識別に役立つアイコン、ブランドがひと目でわかるということでGoogleもスマホの検索結果への導入を決めたはずです。

SEOに検索結果ページのCTR(クリック率)は関係があるか否か、というのは長く議論されていますが、ひと言で言えば関係はあります。ただし単純に「CTRが8%と4%では前者の方が評価される」というわけではありません。それがまかり通るなら、人を動員してクリックをさせるようなスパムSEOの温床になります。

またクリック後にそのユーザーがどんな行動を取るかも、ランキング要因になると考えられます。

これまで、meta属性内のtitleは検索結果のタイトル見出しに、descriptionは検索結果のスニペットになるというのは認識されてきました。これによりtitleとdescriptionはページに合わせて、Webサイト内に重複なく設定するのがSEOで重要とされ、多くのサイトでこれは実行されてきています。今後はこれにファビコンが加わると考えるといいでしょう。

もちろんそれが結果的にCTRの向上につながり、SEOと大いに関係するからです。

4 まとめ

ファビコンはあまり意識されることなく、制作者が気づかいで付けるというケースも少なくありません。そういったやり方でもかなりの割合で抜け漏れなく付いていますので、その点は安心といえるでしょう。

ただGoogleの検索結果にきちんと採用されたものなので、マーケティング的な重要度は上がったと言えます。

デジタルマーケティング担当の皆さまは、今後はこのちょっとしたアイコンを気にした方が良さそうです。

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